臼井敏男 うすいとしお
元 朝日新聞 論説委員
朝日新聞記者時代から様々な差別や人権の問題に取り組み、定年後も被差別部落を取材。マスコミの部落問題に対する姿勢、取材を通して見えてきたものなどを、ジャーナリストの鋭い視点で語る。「ニッポン人脈記~差別を越えて」(朝日新聞夕刊)を連載。根深い差別の現状を伝え、大きな反響を呼ぶ。
臼井敏男のプロフィール
■職歴・経歴
1949年 岡山県生まれ。
1972年 東京大学法学部卒業。朝日新聞社入社、宮崎支局に配属
1976年 福岡県行橋支局に転任
1979年 福岡総局に転任
1984年 東京に異動となり、『朝日ジャーナル』編集部を経て、東京社会部
1991年 大阪社会部次長
1994年 東京社会部次長
1997年 論説委員
2000年 東京社会部長
2003年 論説副主幹
2009年 朝日新聞社を定年
その後も引き続き、朝日新聞でシニアライターとして、「ニッポン人脈記」を担当、
「反逆の時を生きて」と「差別を越えて」を執筆
2010年 朝日新聞社を退職
■その他の職
2009年4月~2011年3月 慶應義塾大学非常勤講師(取材論)
2012年4月~2013年3月 武蔵大学非常勤講師(新聞研究)
2014年4月~2015年3月 武蔵大学非常勤講師(新聞研究)
2016年4月~2018年3月 武蔵大学非常勤講師(新聞研究)
2013年4月~2018年3月 中央大学客員講師
2018年4月~2019年3月 中央大学兼任講師
■著書
『叛逆の時を生きて』(朝日新聞出版)
『部落差別をこえて』(朝日新書)
講演実績
弊社での実績
会合名 | 地域 | 主催窓口 |
---|---|---|
人権問題啓発推進研修会
<受講者への貢献> 各職職場、地域での人権啓発に役立つ内容で、成果のあ…. | 福岡県 | 官公庁 |
人権講演会
<受講者への貢献> アンケートでは9割が満足であった。同和問題に関し、…. | 茨城県 | 官公庁 |
人権を尊重する市民の集い
<受講者への貢献> 部落差別の歴史や現状を新たに理解するとともに、差別…. | 福岡県 | 官公庁 |
同和教育推進協議会連合会研究集会
<受講者への貢献> 様々な事例を分かりやすく丁寧にお話頂きました。まだ…. | 島根県 | 官公庁 |
講演タイトル例
人権・平和
部落差別をこえて
~ 取材ノートから ~
1、なぜ被差別部落を取材しようと考えたのか。 子どものころの体験。記者としての経験。 2、部落を取材することに対し、周りの反応はどうだったのか。 一瞬の沈黙、そのまま話が終わる。校閲の担当者...
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- 部落差別をこえて (朝日新書)|(2010-09-10)
- 叛逆の時を生きて|(2010-06-18)
スタッフからのコメント
現在の部落差別の姿とその取り巻く状況を、豊富な取材経験を基に語る臼井敏男さん。貴重な話を聞くことにより、同和問題についての理解をより深めることがでる講演として高い評価を得ています。
これまでの講演実績に「教職員人権研修」「町役場 人権講演会」[教育委員会 人権フェスタ」「人権・同和問題を考える県民のつどい」「人権教育・啓発講師および事業所人権啓発責任者研修会」などがあり、主な講演タイトルは「部落差別をこえて~ 取材ノートから ~」です。
講演を聴講された方からの感想に「ご自身の体験からの話なのでとても具体的で説得力があった」「知らないから生まれる差別、人とのつながりの希薄さからくる偏見…「正しいことを知る」ことの大切さを確信しました」「実際に人と会って聞いた生の声だからこそ見える真実を聞かせてもらえて有意義な時間だった」などがあります。(企画室よりのコメント)