がんばっぺ、オラの大好きな日本

ダニエル・カール だにえるかーる

タレント
山形弁研究家

提供する価値・伝えたい事

私が日本に住み始めてから25年になります。しかし、この日本という国、知れば知るほど面白くなってくる国です。もちろん私は外国人ですから、日本人が内側から見る日本と、私の見る日本とは全く異なるものでしょう。日本人が当たり前に思っているものも、私には新鮮であり、貴重に思えるのです。

日本という国がいかに特別の国であるか、そしてもっともっと自慢してほしい国だということを私はみなさんに伝えたいと思います。歴史、伝統芸能、習慣、礼儀、食、言語、教育制度、そして交通網など、たくさんのものが秀でているのですから。長い不況真っ最中だが一人一人がそれぞれ精一杯頑張っている。底力のある日本人。勝ち組ニッポン!

内 容

私が日本に興味を持ち始めたのは、カリフォルニアに住んでいた子ども時代です。日本は着物と侍の国というイメージでした。しかし、私が17歳のとき初めて日本にやってきて、日本はもっともっと複雑で魅力的な国であるとわかったのです。

私はレポーターとして日本津々浦々を回り、さらにこの国のよさに触れました。人々は優しく、礼儀正しく、教育も高い。犯罪も少ないし、経済もとても発展している。みんな健康で長生き。特においしいものには事欠かない。私に言わせれば、日本は世界で一番住みやすい国でしょう。でも、当の日本人は、どれだけ恵まれているかに気づいていない。マス・メディアが伝える日本は、まるで未来の無い恐ろしい国のような印象です。でも決してそんなことはないのです。国際情勢を見てみれば、いかに日本が恵まれているかに気がつくでしょう。日本人は、これだけ快適に過ごせる毎日の生活にもっと感謝の気持ちを持つべきです。そして、もっと明るい部分に注目しましょう。薬物や少年犯罪が多いと嘆くけれど、日が暮れてからも女性や子どもが一人で歩ける都会なんてそうあるものじゃないのです。引きこもりやニートが増えた、学力が低下したと嘆くけれど、日本のように津々浦々に学校があって、誰でも教育を受けられるという素晴らしい環境があるという国は他に類を見ないのです。

自分の国の素晴らしさを再認識し、もっと日本の良さを海外にアピールすることの大切さを知ってもらいたいと思います。

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