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タイトル
これからのユニバーサルデザイン 
〜お互いに尊重しあえる「共生社会」へのかけ橋〜
磯村 歩(いそむらあゆむ)/ユニバーサルデザイン研究家
講師:磯村 歩のプロフィール
■ 想定する対象者
・一般市民、教職員、保護者、学生対象  
・自治体、学校、PTA主催の啓発講演会
・ダイバーシティに取り組む企業経営者、社員
■ 背景・課題
「共生社会」の実現に向け、企業・行政は障がい者、高齢者に対する様々な配慮を検討・実施しています。しかし、配慮する側(健常者)、配慮される側(障がい者)という一方的な関係になっているように思いませんか? 本来あるべき「共生社会」とは、障がいを一つの個性とみなし、そこから長所を見出した上で、互いに尊重し合あえる対等な関係が構築されるべきです。
障がいをポジティブに捉え、逆転の発想によって生まれた製品・サービス・コミュニケーションの事例から、私たちの取り組みを深耕する必要があると思います。
■ コンセプト/メッセージ
障がいという不便さは、時に新たな価値を生み出す大きなきっかけになります。

「ガラス越しで会話する方法」を知っていますか? 

手話による会話です。視覚情報だけで成立しているところに、こうした可能性が生まれます。私たちの生活には音声が使えない場面が数多くありますよね。映画の上映中、セミナーの受講中、逆に周囲が騒がしく音声情報が頼りにならない場面で、手話はとても便利なコミュニケーションツールです。また、耳が遠くなった高齢の方、あるいは話す事の出来ない乳幼児との会話でも使われるケースがあります。

 少子高齢化に伴う就業人口の減少を背景に、様々な企業でダイバーシティマネジメントが取り組まれています。ダイバーシティに取り組む経営上のメリットとして、消費者志向の多様化に伴い、多様な特性の社員の視点が商品企画に活かせるいうものがあります。“女性向けの製品は女性が考案したほうが得策”というのが代表的な事例ですが、人々の特性とは、性別などの人口動態的属性(年齢、性別、国籍、学歴)だけでなく、身体的属性(障害の有無)、心理的属性(組織観、職業観、性格上の特性、ライフスタイル)など様々です。真のダイバーシティの実現のためには、活かすべき特性をもっと広げていく必要があるでしょう。

 講演では、視聴覚障がい者・上下肢障がい者・知的障がい者の生活の中から、障がいという特性が活かされた便利さ、工夫点など新たな価値が生み出された逆転の発想を数多く紹介します。そこで生み出された価値がどのような過程・工夫で生み出されたかという「特性の活かし方」を学び、皆さんの生活にどう活かしていけるのかを提言していきます。

本講演が「あるべき共生社会」に向けての一助になることを祈っています。
■ 内容


○120分・1回・100人程度までが理想的ですが、都度ご相談頂ければ、ご要望に応じた内容構成も可能です。

1.「ユニバーサルデザイン」について
  ・ユニバーサルデザインの定義と商品事例をご紹介していきます。

2.今の「ユニバーサルデザイン」って大丈夫?
  ・利便性向上に重きをおく今のユニバーサルデザインに問題提起を行います。
   そして、障がい者を起点にした創造性に着目します。

3.障がい者を別の言葉で表現すると?
  ・参加者同士で対話をして頂きます。
   そして障がいというのは、環境によって立場が逆転するという気づきを導きます。

4.これからの「ユニバーサルデザイン」 
  ・障がい者を起点にして生まれた新しい価値創造の事例を紹介していきます。
    1)製品・サービスにおける事例
      ・ライター/ウォシュレットは福祉用具?!
      ・シャンプーとリンスの凸は誰のため?
      ・音のないのに聴こえる演劇
      ・目の見えない人との美術鑑賞?!
      ・目の見えない人が道案内?!
      ・読むテレビ
      ・「写ルンです」を盲人が使うわけ
    2)コミュニケーションにおける事例
      ・日本文化を継承したのは盲人だった?!
      ・なぜか会話が弾む暗闇の食事
      ・手話っていろいろ使える
        ガラス越しでも、海中でも、介護でも、育児をするお母さんのストレス軽減にも?!
      ・言葉で”絵”を描く
      ・目隠ししたサッカーとテニスが情操教育にいいわけ
      ・視覚障がい者の衝動買い
    3)仕事における事例
      ・自閉症とリスクマネジメント
      ・自閉症が生んだ世界最高品質のワイン
      ・色弱者と戦争

5.「音だけのプレゼン」と「音がないプレゼン」の実演
  ・耳が聞こえない、目が見えないを体験して頂きます。そこから得られる五感の可能性を感じて
   頂きます。
   <プレゼン内容:五感を意識したデンマークのデザイン>

6.まとめ
  ・数々の事例と、参加者が体験したことを踏まえて「あるべき共生社会」について提言します。
■ 根拠・関連する活動歴
・10年間のユーザー調査計画・実査で得られた「多様なユーザー特性の理解」
・障がい者に配慮したプレゼン方法の本執筆「感じるプレゼン(出版元:UDジャパン)」
・障がい者のサポート方法の研究を4年以上(財団法人共用品推進機構・個人賛助会員の会「共用品ネット」所属)
・企業、教育機関主催「これからのユニバーサルデザイン」を各地で開催
■ 実績・評価
【聴講者の声】
「先日のプレゼン興味深くお聞きしました。健常者が普段気にしていないところを実体験できる講座だと思いました。」

「感じるプレゼン」には本当に人を思う気持ちが大切だと、イソムラさんを見ていて感じました。
それから、私は色彩に興味がありましたが、色弱の方の事を考えたことがなかったので、はっとしました。参考情報も挙げてくださったので、さっそく調べてみようと思います!温かな気持ちと、視野を広げてくださったこと、ありがとうございました。」

「ある会社がロボットを使ってご飯を食べさせてくれる機械をつくっており、それをオランダへ輸出したときの逸話。ロボットでご飯を食べる姉の姿をみて、弟が「おねえちゃん、かっこいい!」といったそうです。カッコイイ福祉、カッコイイ障害者。そんなのって、あっても良いのではないかと思いました。楽しい驚きいっぱいの講演ありがとうございました!」

「ユニバーサルデザインや、プレゼンについて非常に多くの事を持ち帰る事が出来ました。ユニバーサルデザインやプレゼンのやり方については咀嚼して自分のモノにしていくつもりです。資料も参考にさせて頂きます。貴重なお時間を頂き有難うございました。」

「私は、このプレゼンを何度もみているのですが、毎回バージョンアップしており、いつも、新鮮な気持ちでみることが出来ますし、素直に、やっぱり面白いなと思います。」

「環境を変える、視点を変える方法の一つとして、磯村さんが講義全体を通じて伝える「ないことの可能性」を探ることが重要なポイントになるのだと、改めて気づかされました。今回また一つ、体験型の楽しいしくみがプラスされ、ますます面白くなりました」

「障がいも見方を変えると、新たな気づきや可能性が生まれる。磯村さんのこの考えは、さまざまな多様性のあるお客様の満足を満たすことを目的とする企業活動にとっても新たなヒントとなるのではないでしょうか? 企業で働く障がいを持つ人財からのバリアバリューデザインに、期待が持てるのではないでしょうか?」

【実績例】
(1)ユニバーサルプレゼンテーション手法
   新潟県弁護士会/株式会社NTTデータ/富士フイルム株式会社/富士フイルムプレゼン
   テック株式会社/財団法人共用品推進機構 個人賛助会員の会「共用品ネット」/お茶の水
   UD研究会/おもちゃ大学/クリエーターズソサイアティ
(2)ユニバーサルデザイン概論
   株式会社NTTデータ/早稲田大学 国際教養学部/ユニバーサルデザイン協議会 移動空間
   プロジェクト/NPO法人シブヤ大学/NPO法人アイ・エス・エル「Unplugged」/Career Cafe
(3)デザイン発想
   専門学校 桑沢デザイン研究所
(4)ユーザビリティ(操作性)評価手法
   名古屋市立大学 芸術工学部/千葉大学 工業意匠学科/はこだて未来大学
■ プロフィール
デザイナーとして、様々なユーザー特性(年齢、経験、障がいの有無)に配慮した操作性と、審美性を両立させた製品開発に従事し、受賞歴多数。多様なキャリアに基づき「これからのユニバーサルデザイン」を研究。“お互いに尊重しあえる「共生社会」”の実現にむけて、提案・提言・啓発活動を精力的に展開中
 講師ブログ「イソムラ式」

■職歴・経歴
1966年 愛知県生まれ
1989年 金沢美術工芸大学工業デザイン専攻卒業
 同年   富士フイルム株式会社(旧富士写真フイルム株式会社)入社 同 デザインセンター所属
ビデオカメラ、デジタルカメラ、医療用機器のプロダクトデザイン、インターフェースデザインに従事。
以降、様々な領域に活動を広げる。「研究所におけるイノベーション促進プログラ ム」「愛知万博フォトサービスのコン セプト、デザインディレクション」 そして「製品の操作性向上のためのユーザ ビリティ評価手法の構築 と開発プロセスへの導入」を部門を代表して推進する。
 
2006年『感じるプレゼン』(出版元:UDジャパン)執筆
以降、各方面からのプレゼン講演依頼に対応
財団法人共用品推進機構 個人賛助会員の会「共用品 ネット」所属
2007年 同社 デザインセンターユーザビリティデザイングループ長、桑沢デザイン研究所非常勤講師
2009年 同社 退社
以後、高齢者・障がい者政策、施設、用具の研究をさらに深め、“お互いに尊重しあえる「共生社会」”の実現にむけて精力的に活動中。

■受賞暦
・富士フイルム デザインセンター大賞受賞多数
・日刊工業新聞 機械工業デザイン賞受賞
・財団法人日本産業デザイン振興会 グッドデザイン賞選定 多数

■主な著作物・マスコミ活動ほか
『イソムラ式ユニバーサルプレゼンテーション 感じるプレゼン』 (出版元:UDジャパン) 執筆 シルバー新聞、日経デザイン 掲載
月刊宝島「オリジナルプレゼン術」特集(イソムラ・メソッド  感じるプレゼン 視覚と聴覚の全てで感じるユニバーサルプレゼン) 掲載
J-WAVE 15minutes「これからのユニバーサルデザイン」 出演
シブヤ大学「これからのユニバーサルデザイン」 講師

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