【医療・福祉施設に特化】現場をまとめる、任せる!リーダーを育てるためのコミュニケーション術

後藤功太 ごとうこうた

人材定着コンサルタント
介護特化型 社会保険労務士

想定する対象者

以下のような悩みを抱えている医療・福祉施設リーダー
 ・部下との会話が続かない
 ・部下には、意欲的に仕事に取り組んで欲しい
 ・まとめる力をつけてスタッフ同士の連携を強化したい

コーチあるいはコーチングという言葉を聞くと、多くの方はスポーツ選手のコーチを思い浮かべます。
そのようなコーチの使命は、選手のパフォーマンス(成果、業績)を最大限に向上させることです。
しかし、パフォーマンスを向上させたいと思うのはスポーツ選手に限られたことではありません。
特に、新人スタッフや経験の浅いスタッフが、やりがいを持ち、意欲的に仕事に取り組むためには、コーチングスキルを持ったリーダーの存在が必要になります。

研修を通して、リーダーとして必要なコミュニケーションスキルを学び、それを実践することで、人間関係の改善に繋げていく効果があります。

・今まで悩んでいた部下への声掛けがスムーズに出来る
・相手に視点を置いて、どうやったら気持ちを引き出すことが出来るのかが分かる
・自らの抱えている不安や悩みを、ちょっとしたコツや自分棚卸しをすることで大幅に解消できる
・仕事へのやりがい、職場内の雰囲気を改善することが出来る

こういった効果を研修で発揮することが出来ます。

提供する価値・伝えたい事

“何か言うことがあるんじゃないですか?”
これは、私が初めてリーダーになってまもなく、
ちょっとしたミスに対して部下から言われたことです。

何が起きたのか理解できず、どう応えればよいのかパニックになったことを
今でもはっきりと覚えています。

それは、部下への信頼関係が崩壊し、
リーダーとしての立場への迷いから生まれた出来事だと感じています。

この経験から、
私は、自身が感じていた「指示一辺倒のリーダー像」を見つめ直し、部下との信頼関係を再構築することに注力しました。

そのなかで、私が一番多くの時間を使い、改善を試みたのが
「コミュニケーション」です。

・指示ではなく、提案
・命令ではなく、質問
・耳で聞くのではなく、体で聴く

など、いくつもの改善点を見つけ実践してきました。
コツコツと実践を積み重ねたおかげで、それまでの部下とのコミュニケーションに大きな改善があり、特に直接相談にくるケースが劇的に増えました。

その効果が業務にも現われ、
全国平均70%といわれている短期入所生活サービスの年間稼働率を、1年で50%から98%まで改善しました。

この経験から、
後にコーチング手法と似ていることに気付き、本格的にコーチングを勉強して、意識して実践できるように仕組み化してきました。


リーダーに必要なスキルに、
「コミュニケーション」は必須です。

特に、医療・福祉分野では
一つ屋根の下で、多くのスタッフと連携を取りながら「人」を相手にサービス提供を行います。

そういった環境のもとでは、
多職種であり、多くのスタッフ同士のコミュニケーション力は、サービス向上には欠かせません。

そして、そのスタッフとの連携をまとめるのが「リーダー」としての役割です。

リーダーには、そのまとめ役として
「コーチングを使ったコミュニケーション力」を身につけることが一番必要なスキルだと確信しております。

それは、私自身が介護現場で働き、そしてリーダーとしてまとめた経験があるからこそ感じたことです。

本講座では、
医療・福祉リーダーに必要なコミュニケーション力向上のためにコーチングの基本を学び、それを「どうやって活用していくのか?」「それぞれの企業でどう取り入れていくのか」お話させていただきます。

そのために、現場経験から培った事例を豊富に使って解説しますので、実際に講座を受講されたお客様から、「イメージがしやすく分かりやすい」との声をいただきました。

このノウハウを用いて、
今までギクシャクしていたスタッフとのコミュニケーションのコツを学び、信頼関係から的確な質問をすることで、リーダーへの見方が大きく変わることを確信しております。

その日から出来るコーチングノウハウを、
ぜひ皆様にお持ち帰りいただきたいと考えております。


【研修の特徴】
◎介護施設での現場経験を基に開発した研修プログラム
◎多数のコーチングセッションから、効果的な活用法の提供
◎研修講師は、第5回セミナーコンテスト静岡大会優勝
◎医療・福祉現場に即した事例を基にコーチングの使い方をレクチャー
◎徹底的に掘り下げて『分かりやすさ』を追求
◎多職種の中でも効果的に活用可能(職種別の提供も可)

内 容

★自己分析・解析
チーム対抗のカードゲーム 『THE商社』
自分の強み・弱み発見
ゲームで知った自己分析を解析する

【目的】
ゲームを通して、集団で協力し合いながら楽しく取組み、研修への取組む姿勢の強化

【効果】
自分自身の「強み」「弱み」に気付き、力を磨くためのきっかけを作ります。また、スタッフが相互に強みを活かし、弱みを補い合うような強い組織を作ります。


★コーチングとは
コーチングの活用を把握することで、どの場面で使っていくと効果的なのか?を把握

【信頼関係の築き方】
相手が好印象を与えるような振る舞いを身に付ける
コーチングの概要を触れて、お客様や職員同士とのやり取りで、「どのような場面で、どの
ように活かすか」について具体例を基に解説します。

一番重要な部分であり、一番時間のかかる作業でもあります。相手が感じる「不快」な言動や行動。それを理解したうえで、相手が感じる「快」な言動や行動に焦点を当てて信頼関係の築く方法を考えてみます。


★傾聴スキル
実演を通して、聴く姿勢の重要性を把握

【承認スキル】
承認が与える相手の印象
様々な聴き方を、実演を通して理解していきます。また、場面ごとの使い方を解説します。

褒めることによる誤解を解いていき、褒めるのが苦手な人でも相手に好印象を与える方法を解説します。


★質問の仕方
ウキウキワクワクさせること
悩みや不安の本質を引き出す

効果的な質問を使いながら、会話事例を基にグループディスカッションをします。それぞれに気付いた点をシェアしていくことで、新たな気付きの発見に繋げます。


★フィードバック 
Iメッセージを使った提案
次の行動を具体的にしてリクエストする

相手の自発的行動を促し、実際に行動に移すために必要なスキルを解説します。


★コーチング事例  グループディスカッション
上司と部下との会話事例を使って、グループワークの実施
改善点、気になる点をピックアップしてシェアしていく

今日学んだスキルを総合した事例を基に、自分に置き換えたときにどんな対応をするのかを、グループワークを通して考えてみます。


★まとめ
今日学んだことを次に活かす方法

今日学んだ自己分析やコーチングスキルを振り返り、これからどう活かしていくのかを考えてみます。

根拠・関連する活動歴

私は日本福祉大学を卒業後、訪問入浴会社・特別養護老人ホームと介護現場で働いてきました。
その現場経験とリーダーとしてまとめた経験を基に解説いたします。

机上のものではなく、現場の空気に触れて気付いた問題点を、現場状況に沿った事例を基に作成した【実践型】の研修プログラムです。

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