ま(魔)さか! ヒューマンエラーを防ぐには
~エラーを起こす「3つの“魔”」エラーを防ぐ「1つの“間”&リスクアセスメント」~

林谷英一 はやしたにえいいち

安全衛生大会教育講師
元 三菱電機安全衛生協力会事務局長

想定する対象者

建設業、製造業、経営者、幹部、管理職、監督、職場リーダー、職人、安全大会参加者の方々

提供する価値・伝えたい事

「人はミスをする」ことを念頭に各施策を講ずることが大切である。
ミスを振り返ると、「ま(魔)あええか、ま(魔)がさした、ま(魔)さか」が見える。
この魔は、一呼吸の「ま(間)」で防げることを知り、実践することの大切さを伝えたい。

内 容

・人はミスをする動物である。
・ハインリッヒの法則(1:29:300)では、小さなエラーの積み重ねで重大災害発生とある。
・現実は、小さなエラーで重大災害が発生している。
・そのエラーは、「ま(魔)あええか、ま(魔)がさした、ま(魔)さか」の行動で発生している事例を学ぶ。
・エラーを出さない手法として、KYや指差呼称などが有効であり、ちょっとした「ま(間)」をとることで防げる。
・まずは、トップの活動推進宣言、管理監督者の率先垂範、作業者自身の自主的活動を推進する。
・その活動のPDCAを確実に行い、スパイラルアップさせることで事故防止を継続させよう。継続は力なり。
・安全風土を醸成し活動を永続させるには、「指摘する管理者と指摘される作業者」の関係を打破する必要がある。管理者がリスクアセスメントを理解することで、指摘の分かる化が実現する。
・ヒヤリや安全改善、パトロール、災害報告などにもリスクアセスメントを導入する。このことによって、現場の危険が関係者全員に見える化・共有化できる。

Copyright © 株式会社システムブレーン All Rights Reserved.