平均寿命が延び、医療が発展しても、誰もがいずれ「死」と向き合わなければならないときがやってきます。昨今、話題の「終活」は、エンディングノートを書いたり、お葬式の準備をしたりと、これまでタブー視されていた「死」を前向きにとらえつつあるイベントですよね。

家田荘子さん来社

家田荘子さん医療・福祉の現場で働く皆様は、殊更多く死と向き合う機会があるのではないでしょうか。
今回は、終活、介護問題、薬物、自殺・・・など多くの話題をお持ちの家田荘子さんにお話しをお伺いしました。
家田さんは、高野山の僧侶を務めながら、高校で教鞭をとり、またノンフィクション作家として取材活動にも勤しまれています。

介護する側を元気に

介護・医療従事者の皆様に向けたご講演では、約4年をかけて取材された介護の現状に基づきお話しされます。2035年には3人に1人が高齢者になるといわれ、「介護」は、施設・家庭を問わず、大きく複雑な問題となっていきます。
それでも、まずは、介護する側が元気でいられることを目指していけたら・・・。
家田さんは、ヘルパーとしての潜入取材も経験し「3K-キツイ・キタナイ・キケン」を実感したそう。そのような中で、いつも利用者様と向き合う職員様、「ありがとう」のひとことを喜びとされる皆様に「講演で元気になってもらいたい」と言います。

取材現場から伝える真実

家田荘子さん家田さんは実際に現場に足を運び、取材をした「真実」を伝え続けています。
その作品は「常に弱者の視点から真実を描き伝える」といわれ、全国で行われている講演でも、そのスタイルは変わりません。「目で見てきた」現実や、「心で受け止めた」感情は、情報や知識とも、当事者として得た体験談とも、また異なって受講者様の胸を打つものです。

 
家田さんとお話しすると、不思議と元気になり、頑張っていこうという気持ちが生まれました。
頭はいつまででも成長できる。
人は何度でも花を咲かせられる。

死をとらえつつ、「生き方」について考えさせられる、そんな講演を一度聴いていただけましたらと思います。

介護現場から ~誰もが将来は介護される人~

家田荘子 いえだしょうこ
作家
僧侶(高野山本山布教師・大僧都)
光の当たっていない世界や女性など、「常に弱者の視点から真実を描き伝える作品」に定評がある作家。一貫して現場・現実主義を貫き、作品で描く当事者には必ず会って真実を掴むという取材を続けている。講演では、自身で取材した真実に基づき、発言をし続けている。