戦争で亡くなった多くの方々を慰霊し、一人ひとりが戦争の惨禍を決して忘れることなく、若い世代に平和の尊さを継承していくために、日本が世界に向けて広くアピールしていかなくてはならないことがたくさんあります。システムブレーンでは、この平和を祈念する講演会・イベントで関心と理解を深られると好評の講師、講演テーマをご提案いたします。

あの日、あの時、あれから70年

海老名香葉子 えびなかよこ
エッセイスト

1980年 夫・林家三平(初代)の死後、弟子の林家こん平を始め、30名の弟子を支え、マスコミでも活躍中。また、二男二女の母でもある。長男は林家正蔵(落語家)、次男は二代目林家三平(落語家)。初代三平氏の思い出や、お弟子さんたちを支えてこられた経験談など、人生の大切なところを説く。

1945年3月10日、東京大空襲の猛火が下町、東京を襲いました。その日、一夜にして肉親六人を亡くしました。 この経験を語り継がねばならないと、強く思っています。 1945年3月、東京大空襲で祖母と両親… (続きを読む)

ヒロシマの願いを世界へ

原田 浩 はらだひろし
広島平和記念資料館元館長
広島市文化財団元理事長
第9代広島平和記念資料館(原爆資料館)館長時代、戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを世界に発信し続け、平和活動を推進。6歳の時、広島駅で原爆被爆の体験を持つ。被爆者の平均年齢が75歳を越え、被爆体験を語れる最後の世代として真実を伝え続け、核兵器の廃絶、国際・平和の貢献に努める。

人類史上、最初の原爆投下から、60数年たった今でも、核兵器の廃絶はおろか、世界は核拡散の危機に直面しています。 私の被爆体験から、あの日の惨状、廃墟から立ち上がった市民の姿、核兵器の現状など、核を取り… (続きを読む)

戦場の現場から祈りを捧ぐ
~命の大切さ 互いを愛し、敬いあうこと~

渡部陽一 わたなべよういち
戦場カメラマン/ジャーナリスト

学生時代から世界の紛争地域の取材を続け、以後、激変する世界情勢の渦中に飛び込み、戦場・変革現場での取材・発信を続ける戦場カメラマン。各地の取材を通じて痛感した命の大切さ、深淵な人間愛、平和希求のメッセージを、写真と文章で世界に発信するため、講演活動も精力的に実践中。

「一枚の写真の力に託そう!」と決意。再びアフリカ、ザイールに戻りました。 以後、戦場カメラマンとして、世界中の戦場、情勢が不安定な地域、被災地を飛び回っています。  その現場で体験した惨劇、人間の残酷… (続きを読む)

透明な歌声にのせて
~“地球の平和を祈る心”を全世界に届けたい~

普天間かおり ふてんまかおり
シンガーソングライター

シンガーソングライターとしてライブを中心に活動。その雄大にして繊細な歌唱力で、自身のルーツとなる沖縄音楽を彼女なりの解釈で歌い継ぐなど、ボーカリストとしての活動の枠も大きく広げている。また、彼女の明るい人柄と魅力的な”声”をとおしてラジオパーソナリティとしても活躍。

琉球王朝の流れに生まれ、ゆったりと澄み切った感性が魅力のシンガー。  デビュー以来一貫して、透明感あふれる歌声で「祈り」「いのち」「地球」「平和」などをテーマに歌い続けている。 <曲目例> ★わらい … (続きを読む)

桂 竹丸 「ホタルの母」 講演落語会

桂 竹丸 かつらたけまる
落語家

“常に明るい高座をつとめたい”がモットー。1981年「お笑いスター誕生」銀賞獲得。当時、審査委員長の桂米丸に入門。85年二つ目昇進。93年真打昇進。日本テレビ「笑点」若手大喜利に出演するなど、テレビ・ラジオの多方面で活躍。特技は、日本舞踊・若柳流(歌舞伎座2回出演)。

【企画意図】 平成27年(2015年)、我が国は「戦後70年」を迎えます。 世代を越えて語り継ぎたい真実の話を、鹿児島出身の落語家、桂竹丸が心を込めて語りつくす、感動の創作落語です。 鹿児島県知覧特攻… (続きを読む)

これが、わたしの使命だから
~ カンボジアでのボランティア活動を通じて ~

久保田夏菜 くぼたかな
フリーアナウンサー

テレビ愛媛、中国放送を経て、現在はフリーアナウンサーとして、テレビやラジオ出演、イベント司会やMC、講演など幅広く活動。また、「IMCCD 国際地雷処理 地域復興支援の会」の広島支部長として、カンボジアの支援広報活動を続け、2018年ヒロシマ平和創造基金「国際交流奨励賞」を受賞。
【ここがオススメ!】

内線が終結してから20数年経つカンボジア。いまだに地雷や貧困など内線の爪痕に苦しみ、地雷の撤去を中心となって行う女性たちの姿があります。一方で、家族を助けるために将来の夢を持って一生懸命勉強する子ども… (続きを読む)

『はだしのゲン』を語って
~戦後生まれの戦中派~

神田香織 かんだかおり
講談師

ジャズ講談や一人芝居の要素を取り入れた神田香織独自の講談を次々発表し、講談の新境地を切り開く。反戦反核を訴えた『講談はだしのゲン』で日本雑学大賞受賞。2002年、講談『チェルノブイリの祈り』を発表。平和・人権、女性の生き方をテーマとした講演(講談付き)も精力的に行なう。

戦争・核の根絶を願い『はだしのゲン』を語り続けて30年。 広島「原爆投下」という、絶対にあってはならない現実から目を逸らす訳にはいきません。  戦後70年、戦争体験者が少なくなり戦後世代の現代社会で「… (続きを読む)

焼夷弾が降り注いだ街で生まれ育った落語家として
~東京大空襲夜話 おぶわれ逃げた火の海~

柳家さん八 やなぎやさんぱち
落語家
風刺のきいた世相漫談や余技としての政治家模写でも人気。古典落語の中でも「滑稽ばなし」を主とし、都内各寄席はもとより、学校寄席・地域寄席等で全国を巡演。また、年金問題についても精通し“助け合いだよ!年金”と題した講演も、各地で好評を得ている。ライフワーク「実録噺・東京大空襲話」。

戦争の話を落語の「ネタ」にしていいのか? 聞いて楽しんでもらう落語に、生々しい真実をどこまで盛り込むか・・・試行錯誤しながら作りました。  噺の中で、橋のたもとで泣かなくなった子どもを心配する場面があ… (続きを読む)

約束
~戦場ジャーナリスト・橋田信介と見るイラク~

橋田幸子 はしだゆきこ
橋田メモリアル・モハマドくん基金100人委員会 代表

凶弾に倒れた夫(戦場ジャーナリスト橋田信介氏)の遺志を継ぎ、「橋田メモリアル・モハメッドくん100人委員会」設立。2009年イラク・ファルージャに「新・総合病院」完成。2011年最終目的の「ファルージャ母子病院」完成。イラクとの友好関係復活を願っての平和活動は現在も続く。

世界にはさまざまな民族、文化、風習が存在します。 異なる文化や宗教観、多様な価値観・・・互いが理解し合い、許しあうことが肝要です。 世界平和のために、私たちに出来ることがあります。すべき事があります。… (続きを読む)

今、私達ができることは何?
~ 戦争体験を語ってくれた沖縄の女性「最後の言葉」~

岩崎順子 いわさきじゅんこ
いのちの講演家
(公財)和歌山県人権啓発センター登録講師
いのち、人権、心、子ども、親子、高齢者、生と死、生きる力、認知症の向こう側にある心、災害を通しての絆について北海道から山口県まで全国での講演はおかげさまで900回以上になりました。原稿を持たず体験に基づく内容を心に届くありのままの言葉と笑顔で堅苦しくなく講演させていただきます。

人権の中でも いのちの繋がり 情報が多く、物が溢れる中、大事なものをついつい忘れがちです。 知識や情報はネットから得ることが出来ます。 でも、生きる智慧、生きる力は人から人へ 心から心へと受け継がれる… (続きを読む)

平和の大切さを、いま
~ 世相巷談と禁演落語~

立川談之助 たてかわだんのすけ
落語家

師匠立川談志ゆずりの古典落語はもちろん、世相を鋭く切る世相巷談は落語界でも右にでるものはいません。またパフォーマンス芸「懐かしのスーパーヒーロー」はお年寄りからお子さんまで喜んでいただけること間違いなしです。

前の戦争でパーマネントや英語が禁止されたという話はよく聞きますが、「落語が禁止された」言うと驚かれる方がいると思います。実際に「時局に合わない落語」ということでいわゆる「廓噺」や「酔っ払い」「泥棒」の… (続きを読む)


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