文科省が発表した2022年度「人事行政状況調査」によると、精神疾患で当年度に休職した全国の公立学校教員は前年度より642人増の6539人、精神疾患で1カ月以上休養を取った教員も1万2192人に上り、いずれも過去最高となり、深刻なメンタルヘルス問題が浮き彫りとなっています。
現在、学校現場においては、実質の勤務時間以外に膨大な事務作業量、生徒指導、保護者対応など、仕事量が増えており、教職員の方々は心身ともに大きなストレスを抱えています。
適度なストレスは成長の糧にもなりますが、過度なストレスは精神疾患を発症させます。うまくストレスを対処できるよう、メンタルヘルス研修を開いてみませんか? 本記事では、メンタルヘルス専門の講師にストレスコントロール法を学べる研修プランをご紹介します。
■目次
-
- 河内理惠 『鬱な気分を吹き飛ばそう
メンタルヘルスマネジメント』 - 山本衣奈子 『今すぐできるココロの元気のつくりかた
~ストレスとうまくつきあうために~』 - 河邊英里子 『オリンピック選手のメンタルコーチが伝えるチームコミュニケーション』
- 鎌田 敏 『知って得、やって納得!メンタルヘルス』
- 佐藤茂則 『心の健康管理』
- 齊藤正明 『狭くて不便なマグロ船だから培われた、ストレスマネジメントの技術』
- 寺本弘太郎 『脳と身体の活性化でココロ快晴
教育に活かす7つの智恵』 - 山崎清治 『【チームの心理的安全性の高め方】
“人がイキイキと成果を出す組織”がやっていること』 - 船見敏子 『職場に笑顔があふれるストレスコントロール術』
- 安田伸也 『強いメンタルよりもしなやかなメンタル
~落ち込んでもすぐに立ち直るメンタルの作り方~』 - 吉田真知子 『個人と組織の元気づくり
~組織レジリエンス力の高め方~』
- 河内理惠 『鬱な気分を吹き飛ばそう
河内理惠 こうちりえ
人財支援コンサルタント コミュニケーションアドバイザー コーチング&カウンセラー
鬱な気分を吹き飛ばそう
メンタルヘルスマネジメント
文部科学省の調査によると2022年度に公立学校における精神疾患による病気休職者数は、6,539人と過去最高となりました。気疲れする現代には、自分で自分のメンタルヘルスをマネジメントする視点が必要です。PHPビジネスコーチング・産業カウンセラー資格を持つ人財支援コンサルタントが、日本の鬱の現状と鬱にならない環境の調整、鬱かな?と思った場合の対策をわかりやすく解決します。本研修では最初にストレスチェックをし、受講者が自身の心と向き合う時間にします。
講師ジャンル
|
安全管理・労働災害、 人材・組織マネジメント、 教育・青少年育成、 メンタルヘルス、 コミュニケーション、 意識改革、 その他実務スキル、 ワークライフバランス、 ライフプラン、 文化・教養 |
---|
主催者様からの声
大変好評でした。早速、職場で実践されてる方もおられ大成功でした。
山本衣奈子 やまもとえなこ
プレゼンテーション・プランナー 伝わる表現アドバイザー
今すぐできるココロの元気のつくりかた
~ストレスとうまくつきあうために~
仕事の質・量、人間関係に原因があるといわれる職場のストレス。全てを一人で100%改善することはできませんが、そこから受けるダメージを最低限にする術を身に着けることはできます。本研修では、職場におけるストレスの対処法を学び、ココロの元気を保つための実践的な方法を紹介します。ストレスとの向き合い方を知ることで、前向きなエネルギーを生み出し、より良い組織作りにも貢献できる方法をお教えします。
講師ジャンル
|
コミュニケーション、 メンタルヘルス、 教育・青少年育成、 その他実務スキル、 モチベーション、 リーダーシップ |
---|
主催者様からの声
当たり前だと感じていた基本姿勢、実際できていなかったことに気づきを与えていただきました。受講生は興味を持って受講しており、意識改革に繋がりました。
河邊英里子 かわべえりこ
メンタルコーチ、ファシリテーター、研修講師
オリンピック選手のメンタルコーチが伝えるチームコミュニケーション
常に結果が求められるトップアスリートの世界でライバルとの差をつけるために注目されているのがメンタルとコミュニケーションです。オリンピック選手のメンタルコーチ経験のある講師が、個人のパフォーマンスを最大に引き出すメンタル管理法とチームの可能性を最大化できるコミュニケーション術を伝授します。単なる机上の話ではなく、皆様の現場ですぐに試したくなるように事例を交えてお伝えします。
講師ジャンル
|
メンタルヘルス、コミュニケーション |
---|
主催者様からの声
スポーツを例にセルフモチベーションやチームの構築法を教えていただいたので、大変わかりやすく腑に落ちました。「今回研修で学んで内容を業務に活かしていきたい」という声が多く聞かれました。
鎌田 敏 かまたびん
こころ元気配達人 こころ元気研究所 所長
知って得、やって納得!メンタルヘルス
ストレス社会において、心の健康を保つためには、ストレスをマネジメントしていくことが大切です。中でも最も重要なのが、「メンタル・セルフケア」です。自分自身でいかにストレスに対処していくか。風邪の予防・対処を行なうのと同じようにストレスの予防・対処について、知っておくことで、心の健康を自身で管理できるようなります。こころ元気配達人が、気づきを深められるワークを用いて、実践的なストレスマネジメントをレクチャーします。
講師ジャンル
|
コミュニケーション、 リーダーシップ、 メンタルヘルス、 意識改革、 モチベーション、 教育・青少年育成、 安全管理・労働災害、 危機管理・コンプライアンス・CSR、 健康、 福祉・介護 |
---|
主催者様からの声
鎌田講師のお話は、ワークがふんだんに盛り込まれていることで参加者が主体的に取り組めたこと、さらには明るく、テンポの良い口調でお話しされていたので会場の雰囲気も終始良かったと感じました。
佐藤茂則 さとうしげのり
有限会社ミック研究所代表取締役 NPO法人メンタルサポートアカデミー理事長
心の健康管理
全国の公立学校教員において2022年度に精神疾患で休職した教員は6539人、1カ月以上病気休暇を取った教員は1万2192人となり、いずれも過去最多を記録しています。人を育てる立場にあるからこそ、心のメンタル管理は非常に重要です。心の問題に長年携わってきた講師が、心の健康に関する知識とメンタルヘルス管理術を伝授します。なぜ心の問題は起きるのか、自分の心の状態を知り、メンタルヘルスの必要性とよりよい人間関係を築く技術を学べます。
講師ジャンル
|
メンタルヘルス、 コミュニケーション、 その他実務スキル、 リーダーシップ |
---|
主催者様からの声
当日従事していた職員からも非常に好評で、「どうやって講師を探してきたのか」と聞かれました。ご講演、ありがとうございました。
齊藤正明 さいとうまさあき
マグロ船式 人材コンサルタント
狭くて不便なマグロ船だから培われた、ストレスマネジメントの技術
上司の命令で、一度出たら1月以上は陸に上がれないマグロ漁船に乗船した齊藤正明さん。船は荒ぶれ者の集まりかと思いきや、そこには過酷な環境をものともせず、ストレスをうまく対処し、仲間とうまくつきあう漁師の姿があったそうです。そんな漁師たちから学んだストレス対処法を、当時のエピソードとともにお伝えします。 笑って泣いて…とにかく楽しいメンタルヘルス研修です。
講師ジャンル
|
リーダーシップ、 コミュニケーション、 人権・平和、 その他実務スキル、 メンタルヘルス、 経営戦略・事業計画、 モチベーション、 教育・青少年育成 |
---|
主催者様からの声
とても良かったです。体験談などを交えての内容であり、非常に分かりやすく現場でも活かせる内容だったと思います。マグロ船に乗った格好で講演されたかと思えば、ブレイクアウトルームを出るとYシャツ・ネクタイ姿に早着替えなどオンライン上での工夫を凝らされていたのが印象的でした。齊藤正明さんの体験から得た理論はとても分かりやすくかつ愉しみながら参加できる内容でした。
寺本弘太郎 てらもとこうたろう
教育プロデューサー メンタルアドバイザー
脳と身体の活性化でココロ快晴
教育に活かす7つの智恵
子どもを育てる上での大きな問題は、指導的立場の人間の焦りです。焦った指導者は指導するときに一気にいくつもの問題点や課題、すべき事などを指摘・指示してしまいます。物事に行き詰まる最大の原因は、様々な情報が混ざってしまうからなのです。地域でも有名な指導困難校で「クラス内問題発生件数ゼロ」を達成した教育のプロが、心の渋滞を整理し、曇一点もない快晴状態にするためのトレーニング方法をお教えします。
講師ジャンル
|
教育・青少年育成、 顧客満足・クレーム対応、 人材・組織マネジメント、 意識改革、 モチベーション、 コミュニケーション |
---|
主催者様からの声
具体的な事例を挙げながら、メンタルコントロールについて話してくださったのがよかった。合わせて、お客様対応、職場内で実践できるコミュニケーションのコツ、集中力のコツが理解できた。
山崎清治 やまさきせいじ
NPO法人生涯学習サポート兵庫 理事長 無人島学校 校長
【チームの心理的安全性の高め方】
“人がイキイキと成果を出す組織”がやっていること
だれもが自由に発言できる雰囲気である「心理的安全性」。Googleのチームビルディング研究で注目され、建設的なチーム作りに欠かせないワードとなっています。本研修は、さまざまな社会教育プログラムを手掛けてきた講師とともに、この心理的安全性のチーム内に根付かせるため、若者の能力開発やチームビルディングについて、ペアワークや対話を用い、「理論」や「机の上」でない、超実践的視点で楽しく学んでいきます。
講師ジャンル
|
メンタルヘルス、 コミュニケーション、 モチベーション、 教育・青少年育成 |
---|
主催者様からの声
ワークを盛り込んでいただけたのと、絶妙なやり取りでで大変盛り上がりました。またそれだけではなく、参加者に響くことの多い内容でとても満足した様子でした。運営側も夢中であっという間の90分でした。とても満足しております。
船見敏子 ふなみとしこ
メンタルヘルス・コンサルタント 公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士
職場に笑顔があふれるストレスコントロール術
教職員のメンタルヘルス不調が課題となっています。現代の教員は、保護者対応や部活動、業務連絡等、指導業務以外の業務に追われ、ストレスも堆積し続けています。だからといって、ストレスをなくせばいいものというものですなく、少しのストレスは成長の糧にもなります。大切なのは、その量や質をコントロールすること。メンタルヘルス・コンサルタントが、自宅や職場で簡単にできるストレスコントロール術をお教えします。職場のみんなで実践して、幸せな職場を作りましょう!
講師ジャンル
|
メンタルヘルス、 コミュニケーション、 経営戦略・事業計画、 安全管理・労働災害、 人材・組織マネジメント、 リーダーシップ |
---|
主催者様からの声
こころの不調を抱える人の改善方法や周囲の人の関わり方など、具体的なお話がとてもためになりました。
安田伸也 やすだしんや
元 海上保安官・潜水士、うつ専門メンタルコーチ、事故ゼロ自死ゼロの世界を創るメンタルコーチ
強いメンタルよりもしなやかなメンタル
~落ち込んでもすぐに立ち直るメンタルの作り方~
本研修では、強いメンタルではなく「しなやかなメンタル」を育てることを目的に、落ち込んでもすぐに立ち直るための考え方や方法を学びます。比較ではなく成長に焦点を当て、自分の価値や貢献を見直すことで、過去や未来にとらわれず「今」を大切にする生き方を提案します。元海上保安官・潜水士である講師が、豊富な実例を交えながら、誰もが実践できるメンタルの回復力を高める方法をお伝えします。
講師ジャンル
|
モチベーション、 メンタルヘルス、 安全管理・労働災害、 コミュニケーション |
---|
主催者様からの声
参加者からも好評をいただき、非常に有意義な講演会となりました。
吉田真知子 よしだまちこ
人材活性・チームコンサルタント ソーシャルスキル・プログラム合同会社 代表
個人と組織の元気づくり
~組織レジリエンス力の高め方~
「職員全体のメンタルヘルスが改善できれば、学校経営の資源となります」。そう語るのは、人材活性・チームコンサルタントの吉田真知子さんです。本研修では、職場環境が教職員の心の健康に与える影響を考慮し、教員自身が元気になれる職場作りを目指します。組織に求められるレジリエンス力やチーム全体での元気づくりの秘訣を紹介し、メンタルダウンを未然に防ぐための実践的な方法を提供します。職場環境の改善が教育現場に与えるプラスの影響についても理解を深めます。
講師ジャンル
|
人材・組織マネジメント、 意識改革、 リーダーシップ、 その他実務スキル、 経理・総務・労務、 メンタルヘルス、 ライフプラン、 モチベーション、 安全管理・労働災害、 コミュニケーション |
---|
主催者様からの声
こちらの要望以上の内容であり、受講者からも非常によかったとの声が多かったです。意識啓発やベクトル合わせができたと感じています。
合わせて読みたい
デジタル時代において、教育現場でのICT活用は欠かせません。I…
文科省が発表した2022年度「人事行政状況調査」によると、精神…
教員の不祥事が度々ニュースで話題になり、世間の学校に対する信頼…
他の記事をみる
業務外の講師への取次は対応しておりません。