平均寿命の伸びや少子化を背景に、高齢化が急速に進行しています。 それと共に、高齢者に対し親族などが暴力をふるう、暴言を吐く、無視をする、財産を無断で処分する、介護・世話を放棄するなどの、高齢者に対する虐待が問題になっています。 最後のその日まで尊厳が守られ、豊かな高齢期を過ごせるためには、どうすればよいのでしょう。 誰もがいづれ行く道です。まだ自分には関係のないこととせず、身近な問題として共に考え、解決策を探る必要があります。 啓発講演では主に、介護経験のある講師、地域で高齢者を見守る活動をされている講師、社会資源の活用などの情報を提供してくれる講師などが人気です。孤独になって行き詰ってしまう前に、講演会場へ足を運んでいただき、明るい高齢者社会を実現できればと考えます。

残り少なくなるほど楽しくなる
~人生最後のセレモニー~

道志真弓 どうしまゆみ
フリーアナウンサー
“幸せ気づき”プロデューサー
前 熊本市人権教育講師
不妊治療の末に授かった娘は世界で30数例の染色体異常と診断され、8歳で他界。歩く事も話す事も出来なかったが、娘を囲んで笑顔が絶えない日々。娘が私たち家族に教えてくれたこと、そして命の大切さ、家族であること、生きるということ等、講演を通して、皆さまと共に考えていけたらと思っている。

終活事始めは、50代と言われています。 家庭経済も、子どもの進路も方向性が見えてきている時期。 やりたいことを存分にする時間もたっぷりあります。 楽しく充実した人生を送っていただくために、どうやって過… (続きを読む)

認知症の向こう側にある心
~ 84才のおじいちゃんから孫へ伝えてくれたもの ~

岩崎順子 いわさきじゅんこ
いのちの講演家
公益財団法人 和歌山県人権啓発センター登録講師
いのち、人権、心、子ども、親子、高齢者、生と死、生きる力、認知症の向こう側にある心、災害を通しての絆について北海道から山口県まで全国での講演はおかげさまで800回以上になりました。原稿を持たず体験に基づく内容を心に届くありのままの言葉と笑顔で堅苦しくなく講演させていただきます。

○ 病気の症状だけを見るのではなく、病気の向こう側、見える姿の向こう側にあるその人の心をみていく。  〇認知症は病気であってその人の性格がかわったのではない けれども家族がなったときに苦しみます それ… (続きを読む)

介護を快互へかえてみませんか
介護にかかわる人すべてが笑顔あふれる時間を持つための心得

小山久子 こやまひさこ
笑顔が一番のミュージックセラピスト

介護家族として、認知症の実母に13年間寄り添った経験を機に、ミュジックセラピスト福祉レクリエーションワーカーに転職。講演では、現場での豊富な経験に基づき、介護する人もされる人も共に笑顔で楽しむことができる 、「介護を快互に変える方法」を実践を交えてわかり易く伝える。

「介護したくない」「介護されたくない」と、敬遠されがちな介護。 「お互い様」 の気持ちを持つことで、お互いにとっての大切な時間になる。それが「快互」です。  また、認知症についても、正しい知識と対処法… (続きを読む)

命に寄り添うということ
~認知症の母の生と妻の死を通して~

藤川幸之助 ふじかわこうのすけ
詩人・児童文学作家

認知症の母親に寄り添いながら、命や認知症を題材に作品を発表。全国各地で、認知症への理解を深めるため講演活動を行い、また「子ども達にどのように認知症を伝えるか」「命に寄り添う」というテーマで研究を進め、大阪大学大学院や長崎大学、活水大学で講義を行う等、大学でも講義を行っている。

母がアルツハイマー型認知症と診断されて22年がたちます。 その母の生に寄り添って生きています。  妻は乳がんでこの世を去りました。 認知症の母の生に寄り添うこと、妻の死を受け入れること。  ひとりの人… (続きを読む)

人生、笑って暮らしたい
~たまごの介護日誌~

喜味家たまご きみやたまご
三味線放談

「いとこいさん」の愛称で親しまれ、近代的で上品な話芸で漫才の最高峰と評価される夢路いとし・喜味こいしの、喜味こいしの次女。現在、テレビ、ラジオ、舞台で活躍すると共に「漫才ができるのも平和のおかげ」という父の遺志を継いで、父の戦争体験、被爆体験の語り部として活動中。

父の喜味こいしは広島で被爆しました。 そして、50歳のときには膀胱癌を患い、人工膀胱の生活を余儀なくされました。 闘病生活を続けながらも、現役の芸人として活躍を続けました。  生前、父は「私は83歳ま… (続きを読む)

看取り、在宅医療・ケア、地域包括ケアの現場から
~命のバトンリレー

國森康弘 くにもりやすひろ
写真家
フォトジャーナリスト
神戸新聞社記者を経てイラク戦争を機に独立。イラク、ソマリア等の紛争地や経済貧困地域を回り、国内では戦争体験者や野宿労働者、東日本大震災被災者の取材を重ねる。テーマは命の有限性と継承性。近年では滋賀県や東北被災地等で看取り、在宅医療、地域まるごとケアの撮影に力を入れている。