「心の教育」
~今、子ども達が求めている話~

濱宮郷詞 はまみやさとし

奇跡体験アンビリーバボー再現ドラマ化講師

提供する価値・伝えたい事

国語や算数、理科よりもまず人として最低限知らなければならないことを学んだほうがよっぽどすばらしい人間になれるのではないのでしょうか。
「こういう話は多くの人が聴いたほうが良い!この話は濱宮さんしか出来ません。身体が不自由で大変だろうけど、頑張って多くの人に伝えて!」
この感想に後押しされ、講演を全国で行っています。

内 容

姪っ子を連れ、あるテーマパークへ行きました。パレードを観ることになり、その前に車椅子マークの付いたトイレへ・・・。すると、そこには、行列が・・・。先頭の女性は、そう、23〜27才位の方でした。すごく、気まずそうな顔をして、「どうぞ・・・」と譲ってくれました。私は「ごめんなさい。」と謝って譲って頂きました。すると・・・、中に入ろうとした瞬間、列の後方から小学校4年生〜中学1年生位の女の子が、「えっーずるいー」と叫んだのです。

 先日、神奈川県のリハビリ学校で講演をさせて頂いた機会があり、先生に確認してみました。すると、車椅子マークとは、今の日本では、「専用」ということでした。

それでは、ここで皆さん考えてみてください。

1.テーマパークは、そのトイレに車椅子のマークをつけています。
2.車椅子のマークについて、今の日本では「専用」ということです。
3.車椅子というのは横幅が広く、通常のトイレは使えず、そこしか使えません。
4.そのトイレの横には、普通のトイレが男女用ありました。
5.車椅子トイレには、行列が出来ていました。
6.私は、先頭の方が譲ってくれたので、謝って入りました。
7.その瞬間、小学校4年生〜中学1年生位の女の子が「えっーずるいー」の声。

果たして、
私のとった行動は正しかったのでしょうか?
正しくなかったのでしょうか?

私は、今でも時々考える時があります。自分の行動は正しかったのか?否か?

 ・・・と、この話を皆さんにした時、90%が「正しい」と言います。しかし、残りの10%の中の7%は、「分からない。なぜなら、その女の子が車椅子の人の事を知っていたら、きっと言わなかっただろう!私達は、学校でも、どこでも、そういう事は教わらない。だから、どちらも間違えとは言えないと思う。」と、とても頭の良さそうな奇麗な字で書いてくれます。残り、3%の人は、1行の殴り書きで、「平等にして欲しいのなら、どんな状況でも待て!」です。

私は、この頭の良さそうな奇麗な字の7%が、「するどい事を言っているのかな?」と正解だと思っていました。しかし、ある日、この話を人に話したら、「濱宮さん、今の日本も捨てたものじゃないねぇ。だって、まともな考えの子が90%いたじゃないですか。教わらなきゃ判らないなんて問題外ですよ。」だって。

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