ゴルフが教えてくれたもの

坂田信弘 さかたのぶひろ

プロゴルファー・作家

提供する価値・伝えたい事

坂田塾は恵まれたお金持ちの子どもたちが通っているわけではない。
「貧乏な子ども達にゴルフを教える。そして世界で勝つプロゴルファーを育てる」を理念に、練習場代もゴルフ用品代も無料。古賀美保、上田桃子、本多弥麗など、何人ものプロゴルファーを輩出している。文筆家として数多くの本を書かれている坂田氏が語る講演は物語を聴いているような感動を与え、ゴルフを知っている人も知らない人も誰もが涙する内容である。

内 容

◆ゴルフで大事なのは楽観主義 
過去のことを忘れないと、次に進めない。悲観を捨てる必要がある。

◆指導者として大切にしていること。
坂田塾で子どもたちに指導していること。
得意なところを伸ばす練習。礼儀を重んじる。ゴルフが一番下手な塾生をキャプテンにする。

◆一流の選手とは
一つのことをやり続けると品格ができる。
一流の選手は自己愛が強い。一つの失敗でぶれない。
素直と頑固が大切。大切なことは矛盾している。

◆古閑美保のエピソード
なぜこれができないのか?トイレでよく泣いていた。
自分自身への怒りがプロの玉を打つ力に変わる。

◆本多弥麗(ほんだみやり)のエピソード
本多 弥麗(ほんだ みやり)は、11歳のとき「坂田塾」に入門。中学高校と必死に練習するが、全く上手くならなかった。あるとき、お母さんが「もう、弥麗を退塾させたい。」と坂田氏のところへやってきた。練習日の次の日、娘の枕がぐっしょり濡れているのに気づき母として絶えられなくなった。
「本人が辞めると言ったのか?」
「このことは、弥麗本人に言ったのか?」 と坂田氏が問い詰めると「言ってません」と応えた。
「親が子どもの宝をうばってどうするのだ!親が子どもにできることは信じることだ。」と怒鳴って帰らせた。
落ちこぼれの本多は練習を辞めることなく練習を続け、「お母さんが安らげるマンションを買ってあげたい」という夢を叶えるためにプロになった。

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