幼稚園教諭としての誇りと働きがい

武部純子 たけべじゅんこ

ワークライフバランスコンサル

想定する対象者

世の中はワーキングマザーの増加とともに待機児童増加問題もあり、こども園の創設についても「保育園」側からの報道が多くなっています。そうした中で、あえて幼児教育の重要性に鑑み、幼稚園教諭として働く皆さんのなかで、誇りとともにかすかな不安もお持ちの方にエールを送ります。

提供する価値・伝えたい事

私は二子を保育園でお世話になりながら育て上げた経験から、長時間保育、すなわち、両親の長時間労働が子どもへおよぼす影響をとても懸念しています。
女性が男性並みに働くことばかりが推奨されている現状にあって、子どもの教育が置き去りにされていないでしょうか。
幼稚園ママの中には、仕事をしたいという焦りを持った方も多いようです。
そうした保護者にも、自信をもって接することができる先生になっていただくためにはワークライフバランスについてご理解いただくことが肝要かと思います。

私は専業主婦として子育てに専念する母を尊敬し、仕事を持つ場合も幼稚園の預り保育や、認可保育園の時間内保育をまでを尊重する立場です。

内 容

人生を長いスパンで考えるワークライフバランスとは…仕事はいくつになっても可能だけれど

私の関わり方の違いで三流短大卒の娘と麻布卒の息子に…娘の学力不振は私自身の働き方に原因があると思い至り、退職し、資格を取って独立起業。息子とは余裕ある時間を過ごすことができるようになり、中学受験に成功。

理性の「教育」よりも感情の「溺愛」…娘の乳幼児期は、若い親で頭でっかちに発達心理学の本を読み、知育玩具を揃えたけれど。息子には欲しがるキャラクター玩具を与え、一緒に遊ぶ。

自分の時間・人生は大切だけれど、取り返しのつかない幼児期・学童期…自己肯定感、語彙、数字の概念、生活習慣は時間に余裕のある生活でないと育ちにくかったこと。パパ・ママとのふれあいは早期教育より効果絶大

こうした経験談を交えて、乳幼児期に子どもに向きあうことの大切さを親の立場の実感としてお話します。

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