いじめ、出口がないと感じたら
~Buscando una salida~
草野 剛 くさのつよし
国家資格キャリアコンサルタントスペイン語通訳
想定する対象者
1、いじめが身近にある中高生の方々。
2、いじめ問題にどう取り組んでいけばよいかを日々推敲している教職員または保護者の方々。
提供する価値・伝えたい事
・教職員・保護者が能動的にいじめに気付くことは非常に困難であり、たとえ見逃してしまったとしても自分を責めるべきではないということ。
・いじめは堪えるものではなく、訴え、逃げるものであるということ。
・必ず味方になってくれる人間がいるということ。
・いじめる側の自己評価に問題があり、その点を改善しなければいじめは決してなくならないということ。
内 容
前半:
自らの中学校生活を振り返りつつ、就職するまでの心の動きについて語る。社会人をとりまく環境のほうがより苛烈ないじめであり、そこから逃げ出した先で自分の価値というものを考えさせられた。
後半:
日系人の子女・保護者との関わりの中で見つけた、いじめられたときの対処法について、そしていじめる側への
自己評価を高めるメッセージを伝える。
根拠・関連する活動歴
日系人に対するいじめ対策セミナー講師として、愛知県・群馬県・東京都で活動中。
自らの学校での経験をもとに、いじめらる側のみの心のケアが重視されていることに疑問をもつ。サラリーマンを辞めておこなった南米一人旅で、自我の確立がなければ他者を尊重できないという実感を得た。いじめる側のアイデンティティーのケアが第一ではないかと思っている。