男性学の視点から男性の仕事中心の生き方を見直す
田中俊之 たなかとしゆき
博士(社会学)大妻女子大学人間関係学部 准教授
内 容
長時間労働は、決して新しい問題ではありません。
1980年代後半には、過労死が社会問題化していますから、少なくとも、30年にもわたって「働きすぎ」についての議論が続いています。
それにも関わらず、どうして、未だに男性は仕事中心の生活を送っているのでしょうか。
男性学の視点から、男性が働きすぎてしまう原因を明らかにします。
さらに、女性差別に対して厳しい目が向けられる時代であることを踏まえ、求められる上司像や組織のあり方についても合わせて考えます。