初心者のための「財務指標の読み方講座」~これだけわかれば、経営者と話しができる!~
小澤浩子 おざわひろこ
経営・人材育成/ダイバーシティ推進 コンサルタント元 ㈱ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ヴァイスプレジデント
元 ㈱スター・チャンネル 代表取締役副社長
㈱ PR TIMES / ㈱アウトソーシング / サンコール㈱ 社外取締役
想定する対象者
財務については初心者の、(経理・財務担当ではない)事業担当者に向けて、お届けします。財務諸表の解説を通じて、経営の視点を理解し、担当業務の目標設定や経営者への提案を行うための、基礎知識を習得します。
(管理職候補者研修などの一部として、別途ご提供しているダイバーシティ研修等と組み合わせて行う等などを想定しています。)
提供する価値・伝えたい事
経営判断に重要な情報となる「財務諸表」。管理職には必要な基礎知識であるが、数字には苦手意識を持つ人も多い。そんな層に向けて、ここでは主要な財務三表について、経営経験者ではあるけれど財務の専門家ではない講師が、初心者向けに、わかりやすく解説します。表の内容だけでなく、そこから何が読み取れるか、実務的視点で課題を抽出して対策に結び付けるところまで、ケーススタディも交えて解説します。まずはこれだけわかれば、経営者の視点が見えてきて、経営に貢献できる目標設定や対策、経営者への提案ができるようになる!
内 容
経営における「財務諸表」の重要性
基本の「財務諸表」:財務三表
1.「損益計算書」(Profit & Loss Statement, P/L)
「損益計算書」の主な構成:
「損益計算書」の例:
「損益計算書」を読むポイント:
ポイント1. 売上高総利益率
ポイント2. 売上高営業利益率
ポイント3. 売上高経常利益率
主要なチェックポイント
ポイント4. 総資本回転率
ポイント5. 資本利益率
* 「減価償却」について
Case Study1:
Case Study2:
2.「貸借対照表」(Balance Sheet, B/S)
「損益計算書」の主な構成:
「貸借対照表」の例:
「貸借対照表」を読むポイント:
ポイント1. 自己資本比率
ポイント2. 流動比率
ポイント3. 当座比率
ポイント4. 固定比率
ポイント5. 固定長期適合率
主要なチェックポイント
Case Study3:
3.「キャッシュ・フロー計算書」(Cash Flow, C/F)
「キャッシュ・フロー計算書」の主な構成:
「キャッシュ・フロー計算書」を読むポイント:
1) 営業活動によるキャッシュ・フロー
2) 投資活動によるキャッシュ・フロー
3) 財務活動によるキャッシュ・フロー
基本の「財務諸表」:財務三表まとめ
根拠・関連する活動歴
10年以上にわたり、経営者として、取締役会や株主総会等で、財務諸表を使用してステークホルダーへの状況分析と経営戦略の説明を行ってきたと同時に、人材教育にも実績を持つ。経営経験者ではあるけれど財務の専門家ではない講師が、あえて財務諸表の解説をする事で、初心者向けにハードルを下げて、経営目線での数字の見方を解説し、経営に貢献する幅広い人材の育成をしていく事をねらう。