育児を知って、社会を変える
~男性が取れば、育休が変わる~

田中俊之 たなかとしゆき

博士(社会学)
大妻女子大学人間関係学部 准教授

想定する対象者

経営層、管理職、ビジネスパーソンの方々

提供する価値・伝えたい事

2022年から、育児・介護休業法の改正が行われ、男性の育児休業取得は、企業にとってより身近なものになってくるでしょう。なぜ男性の育休が必要なのか、育休を取得するうえで本人や周囲が考えるべきポイントなど、「男性学」の視点も交えてお話します。

内 容

・結婚観や子供を持つことについての社会の意識の変化

・男性学(男性が男性であるが故に抱える悩みや葛藤を対象にした学問)の視点からの男性の育児参加

・出産前後の女性の就労状況の変遷
出産退職⇒育休を取得して就労継続へ

・男女の育児休業取得率の変化 
大きく増えた女性の育休 あまり増えていない男性育休

・戦後の日本社会における父親像の変遷  
戦前の権威主義的な父親の否定、マイホームパパ、イクメンの流行
少しずつ当たり前になってきた父親の育児

・乳児期におけるアタッチメントの重要性

・子育てを通じた利他への気づき

・知識との向き合い方
育児は知識通りに進まないことが多い

・役に立たないという無力感=「ポンコツ化」を乗り越えるために
子育てでは今日上手くいった方法が明日通用するとは限らない

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