加齢性難聴と補聴器――聞こえを守り、会話を取り戻すために

細井裕司
ほそいひろし

福祉・介護

細井裕司
ほそいひろし

株式会社パソナCCHサウンド 取締役・ファウンダー・CTO 奈良県立医科大学 名誉教授 前理事長・学長 一般社団法人MBTコンソーシアム理事長/軟骨伝導発見者
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想定する対象者

一般の方、難聴が気になる方、高齢者、そのご家族、医療・介護・福祉関係者

提供する価値・伝えたい事

難聴は、少しずつ進むため本人が気づきにくく、「年のせいだから仕方がない」と放置されがちである。しかし、難聴を放置すると、会話の聞き間違い、家族とのすれ違い、社会参加の減少など、生活のさまざまな場面に影響が及ぶ。聞こえの低下に早く気づき、適切に対応することによって、人生が豊かになる。

内 容

本講演では、難聴とは何か、どのような種類があるのか、加齢性難聴ではどのような聞こえ方の変化が起こるのかを、一般の方にも理解しやすく解説する。特に、補聴器については、「買えばすぐに昔のように聞こえる」というものではなく、調整と慣れが必要であることを説明し、失敗しないための考え方を紹介する。
また、従来の補聴器だけでなく、超音波補聴器や軟骨伝導補聴器など、新しい補聴技術の研究開発に携わってきた経験をもとに、難聴の方にとってどのような選択肢があるのかをお話しする。NHK Eテレなどで難聴と補聴器について解説してきた経験も踏まえ、専門的内容をわかりやすく伝える講演である。

根拠・関連する活動歴

耳鼻咽喉科医として長年にわたり、難聴の診療・研究・教育に携わる。奈良県立医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座教授として、聴力改善手術をはじめとする耳科診療に取り組み、全く聞こえない人のための新しい補聴手段として「超音波補聴器」の研究開発にも携わった。
また、2004年には、気導・骨伝導に続く第3の聴覚経路である「軟骨伝導」を発見。軟骨伝導を応用した補聴器の開発を進め、従来の補聴器では十分な効果が得られにくい方々への新たな選択肢を提示してきた。
著作に以下のものがある。「語音聴力検査」、「補聴器の種類」、「補聴器のフィッティングと効果」「集団を対象とした補聴システム」、「聴覚検査」、「すぐに役立つ補聴器装用の実際」、「補聴器はどの段階からつけ始めるのがよいか」、「補聴器装用」、「聴覚障害学」、「骨導超音波補聴器」、「デジタル補聴器はどこが優れているか」、「補聴器装用を勧める時期は?」、「高齢者医療における難聴者への指導」、「成人・老人の補聴器の選び方」、「高齢難聴者の補聴器利用」、「すぐに役立つ補聴器装用の実際」、「聴覚障害を補う機器と環境整備」、「骨導超音波とその応用」、「耳鳴の成因に関する最近の知見」、「補聴器の選び方」、「補聴器の正しい使い方」、「補聴器とコミュニケーション」、「補聴器装用のための聴覚検査」、「耳鼻科医にとっての補聴器フィッティングと最近の進歩」、「補聴器の適合(人工内耳との併用を含む)」、「語音聴力検査」、「高齢者の補聴」

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