エージェントとして、“オンライン講演(ウェビナー)課題”を探るべく、いくつかのウェビナーに参加させていただき、“参加者”目線で気付いたコトを何点か共有させて頂こうかと思います。

①受講している環境がそれぞれ違う中で、いかに講演に集中してもらうか?
リアルと違い、より場を創る想像力を働かせる必要があります。

②参加姿勢を高く保つ。
更に、使用するアプリや参加人数によっては参加者全員がオフカメラという状況も想定出来るので、参加者の表情が見えない中で、自身のモチベーションを落とさず、参加姿勢をどう高めていくか?

③共感力を醸成すること。
リアルの場合もそうですが、“相互コミュニケーションをいかに演出するか?”
そのためには、画面越しに同じ動作やアクションをすることで、共通体験を演出したり、工夫が必要となってきます。

参加者目線で見ても、60分近く黙ってジッと聞き続けるのは至難の業。
一方通行型(講和型)の講師に関しては、リアル講演とは全く違うオンライン講演(ウェビナー)用コンテンツを作成されることをおすすめいたします。

④オンライン講演(ウェビナー)ならではの話し方。
リアル講演とは違い、画面上という限られた空間でしか表現出来ないので、表情やビジュアル、ジェスチャーなど、より細かい部分に気をつけていく必要があります。一般的に女性より男性の方が表情が乏しいので、オンライン講演(ウェビナー)の場合、より意識してオーバーにする必要があるかもしれません。

・・・ですが、リアル講演では“抑揚つけて話す”ことが求められますが、オンライン講演(ウェビナー)では逆効果になることもあります。
参加者がイヤホンなどで聞く場合、都度自分で音量を上げ下げにストレスを感じることも想定されますので、その両方をまとめると、「普段より表情・ジェスチャーなどをオーバーにすることを意識しながら、喋る抑揚は抑え目に」・・・ということになります。非常に難しいタスクかも知れません。

⑤話し方を改めて確認してみる。
“話し方”にクセがある人は、よりフューチャーされるので、気をつけていかないといけません。

⑥イレギュラーな状況にどのように対応するか?
オンライン講演(ウェビナー)では、場を仕切る・空気感を統率するなどの、よりファシリテーション力が問われてきます。例えばオンライン講演(ウェビナー)でも、少し騒がしく空気を乱す参加者がおられた場合、リアル講演より目立ちますが、どのように対処されますか?

⑦オンライン機能をどう使いこなすか?
ブレイクアウト機能、ホワイトボード、チャット、バーチャル背景など、いくつかの機能がありますが、それらを活かしてリアル講演で行っているワーク(アクティビティ)をどうカスタマイズしていくか?です。
例えば、“3分時間を取るので考えてください”のようなワークの場合、リアルでは必要ないけれど、オンラインの場合は何かしらBGM的なものを流した方がいいかも?・・・etc.


以上、一部ですが全体的に感じたのは、リアルよりオンラインの方がよりシビアに評価される可能性があり、
講師の皆さんお一人おひとりの真の能力、スキルがより問われる時代になるような気がいたしました。

・・・今が踏ん張りどころ!!
アフターコロナを見据え、講師として“オンライン講演”をどう活かすか?”です。


合言葉は「All Together!」で各自出来ることに邁進し、ワンチームの精神でこの難局を乗り越えましょう♪