オンライン講演には、大きく分けて2つの型があり、
①Zoomなどの配信アプリを利用し、生配信で講演を聴講する「ライブ型」


②PC環境やセキュリティなどの問題で、あらかじめ録画した映像を視聴する「収録型」


弊社はリアルでコンテンツ提案・講師派遣を生業にしている業態なので、
コロナの影響でリアル開催が難しいお客さまに代替開催案として、①の「ライブ型」の対応はさせて頂いていますが、
②の「収録型」には様々な壁があるのですが、金融界労組をはじめ潜在ニーズが少ないないという事情を踏まえ、
今のところはオプションで対応させて頂いております。

視聴手段は、基本YouTube(限定公開+期間限定)で想定しておりますが、
ネットインフラすらダメな場合のみ、DVD(一部+当社予備) という形で想定しております。

 

・・・まず、“様々な壁”については、大きく3つあり、

1.残念ながら当社にはプロ仕様の収録スキル(スタジオ、スタッフ、機材など)がございません。
収録場所やスタッフを外注する必要があり、経費がかかってまいります。

2.収録した映像(素材)をそのまま提供できませんので、映像編集という課題も出てきます。
弊社では編集ソフトはあるものの、基本最低限の編集スキルになります。
こちらも外注する必要があり、さらに経費がかかってまいります。

3.講師側の問題。講師という職業は「目の前の参加者がいる空間で、講演を展開していく」ことなので、
人がいない中、カメラに向かって講演するというのは、感覚的に違う行為になり、全講師がそれに対応できるわけではありません。

・・・といった課題の中なので、提案させて頂く幅がどうしても狭くなってきます。

『収録するスタジオ(もしくは講師事務所・会議室など)をお持ちで、
収録+映像編集も講師側で対応できる』ことが前提になります。



今回、当社としても初めての試みとなる「収録型」に数少ないご対応して頂ける講師で、
晴香葉子さんのご協力のもと話を進めさせて頂いており、
収録前に、お客さま・講師・SBの三者でZoomミーティングを開催いたしました。



1.あらかじめお客さま・講師とやりとりした企画概要を改めて確認。

2.権利・規約関係の確認。

3.どういう内容で収録するか?講演内容の確認。
全体で80分ということで、4つのチャプターに分け、
第1部 メンタルヘルスケア全般(メンタルヘルスの意義と重要性ほか)
第2部 セルフケア(セルフケアの重要性ほか)
第3部 ラインケア(管理監督者の役割ほか)
第4部 コミュニケーション
で、それぞれ講演概要の確認。


SBと晴香葉子さんはZoomなどでのオンライン会議は何度も経験していますが、
お客さまはオンライン会議は初めてのご経験ということで、少し緊張気味でしたが、
ファシリテーションさせていただき、滞りなく打ち合わせは終了いたしました。

 


晴香葉子 はるかようこ
作家、心理学者、心理コンサルタント
早稲田大学オープンカレッジ講師
テレビなどのメディア出演、著書も多数の人気心理学者。最新の情報を盛り込んだ今すぐに役立つ実践的な講演が好評。親しみやすいあたたかな人柄と、心理学、コミュニケーション学、メンタルヘルスに関する確かな実力、また、上品かつユーモアのある語り口に高い評価が集まっている。

(晴香葉子さんより)
「本日は、リモートでのお打ち合わせで大変お世話になりました。
お客様と画面を通してお会いでき、お話しさせていただき、心より感謝申し上げます。
良い講演動画になりますよう、しっかり準備して参りたいと思います。

紀三井さまの華麗なリモート会議進行にも大変助けられました。
改めまして素晴らしい企画にお声かけいただき、光栄に思っております。」