講師の皆さまの独自性や魅力をご紹介する「講師のヨコガオ」。
今回は、感染管理認定看護師として、医療機関や福祉施設などで実践的な感染対策を伝えている柿原朱美さんにお話を伺いました。

講師プロフィール
柿原朱美(かきはらあけみ) / 感染管理認定看護師 感染対策サポート「柿サポ」主宰
感染管理認定看護師として医療機関で感染対策を担い、コロナ禍では地域施設のクラスターに対応。起業後は研修やコンサルティング等を通して感染対策の底上げに尽力。医療や福祉関係者をはじめ一般市民向けの感染予防の知識・スキルや、感染発生時の対処方法等についてのセミナー・講演も好評。


――講師のお立場として、ご自身に肩書をつけるとすれば?

柿原 「丹波地域の中核病院で感染対策の実績があるフリーの感染管理認定看護師」です。
感染管理認定看護師の約95%は医療機関に勤務しており、その他の一部は企業などで働いています。しかし、私はフリーランスとして活動しているため、活用していただきやすい環境にあります。

――講演活動への思いを聞かせてください。

柿原 感染対策は、施設ごとのリスクレベルに応じて異なりますが、感染予防の専門家がいない施設では、過剰または不足した感染対策が実施されているのが現状です。感染対策に必要な知識や技術を習得することで、金銭的・精神的な負担を軽減することができます。そして何よりも、施設で療養、利用されている方々の健康を守ることに繋がると考え講演活動を始めました。

――講師としての強みや講演の特長は?

柿原 施設のリスクレベルに応じて必要な知識を、分かりやすく、優しい言葉でお伝えしています。 さらに、指衛生や個人防護具の着脱に関する演習も可能です。すぐに実践していただける内容が特長です。

――講演を通じて伝えたいことは?

柿原 病原体は目に見えないからこそ理解が難しいという一面もあります。しかし、職員の方々が感染予防策をしっかりと理解し、実施することで、感染のリスクを減少させることができるのです。 そして何より、施設で療養、利用されている方々の健康を守ることに繋がるということをお伝えしていきたいと思っています。

――最後に講演・研修を検討している主催者様へメッセージをお願いします。

柿原  兵庫県丹波地域で、施設と伴走サポート契約をさせていただいております。遠方でも必要としていただける際は、可能な限りお応えさせていただきます。

▲柿原さんの講演風景(画像:柿原さん提供)

👍企画室のオススメポイント
医療や福祉の現場を知り尽くした感染管理認定看護師である柿原さんの講演では、すぐに現場で活用できる、本当に必要な対策を学ぶことができます。
過剰でも不足でもない適切な対策を実施することによって、施設の負担を減らし、利用者の安全・安心を守ることにも繋がります。講演の中では体験型の演習も行われ、すぐに現場で活かせるノウハウが詰まった内容となっています。



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