東京ディズニーランドのアトラクション責任者として約15年勤務し、接客研修の基礎を築き上げ、
その経験を基に、接客やコミュニケーションに関する講演や研修を多数行っておられる石坂秀己さんにミニウェビナーを開催いただきました。

石坂秀己 いしざかひでみ
接客向上委員会&Peace 代表
キャリアコンサルタント(国家資格)

コロナによりオンライン講演が増える中、
今回、ぜひウェビナーの経験を積みたいという前向きなお気持ちを伺い、
ミニウェビナーを開催していただきました。

講演の合間にディズニーランドの秘密のお話等も盛り込んでいただき、
最期まで飽きることなく、楽しく学べる時間となりました。

「ディズニー流 ニューノーマルな時代に活躍できるリーダーシップとは」


●アイスブレイク
「ディズニーのリピーター率は何パーセントだと思いますか?」という質問から始まり、
ディズニーランドとシーのちょっとした秘密を教えてくださいました!
聴講者から「え~」「知らなかった!」などの声が上がり一気に空気が温まったのを感じました。

 

●講演内容
・ディズニーの中で唯一、タッチパネル(機械オーダー)のお店がある
→キャストと接触せずに注文ができるが、人と人との触れ合いを大事にしているディズニーにおいては驚き
・標識や案内を少なくして、ゲストがキャストに聞くという環境を作り、触れ合いを大事にしていた
→これまで大切にしてきたことより「安全性」を重視。急な舵変更はとても大変なことだったと思う。


・「SCSE」行動指針はシンプルな方が良い
覚える努力をしなくても覚えられる方がすぐ思い出すことが出来る。
SCSE→優先順位順に並んでいる

 

 

 

 


★決断には勇気が必要!リーダーシップは勇気だ!


・キャスト同士が褒めあい、認め合う
・自らの意思で前を向いて働こうとするキャストが多い
・ほめてますか?ほめられてますか?


・ストローク
「+ プラス」受け取って嬉しい事
「- マイナス」受け取って不快に感じる事
→ブーメラン効果があるのでプラスのストロークを!

・ディスカウント
「- マイナス」相手の価値を下げる
→ストロークとディスカウントの違いは、相手の存在価値を認めたうえで話すかどうか

・キャスト同士の空気感がゲストに伝わる
・モラハラを減らす、ではなくプラスストロークを増やすことで、自然とディスカウントが減っていく
・相手をあるがまま受け止める


●石坂さんより
・リーダーシップはスキルと思いがちだが、スキルは個人マインドの上にあると思う。マインドがないとスキルは輝かない。「楽しむ」の先に学びがある。楽しく学んでもらいたい。

・オンライン講演については試行錯誤中。オンラインだからこそひとりぼっちにさせない努力を!
ディズニーでいう「ショー参加型」で一緒に楽しむ感じにしたい。ブレイクアウトルームもこれから使っていきたい。

・ぶっつけ本番でなく、このようにデモウェビナーでワンステップ踏ませてもらえてありがたいです。自分でも新たな発見があります!