自然に親しむ
−らんぼう流 山の楽しみ方−

みなみらんぼう みなみらんぼう

シンガーソングライター

提供する価値・伝えたい事

専門的な話ではなく、山登り・山歩きを通して自然との共生・生きがい作りの楽しさを語ります。

内 容

健康志向で山に入る人が増えていますが、山の楽しみはそれだけではありません。歩くというのは言葉を変えると前進すること。前向きなことです。前を向いていくことには夢がある、未来があります。
 人がなぜ山に登るのかは永遠のテーマですが、ある山頂で会ったおじいさんは「今の世の中、町も川も見るものすべて変わってしまった。しかしこの山頂で見る景色、太陽は50年前と変わらない。永遠が見える」と言うわけです。それを聞いた時に僕は感動しました。人間は変転の中で生きている。だからこそ永遠、神の作ったそういう世界にあこがれるんです。
 今まで登った山でとても感動したのは、アフリカのキリマンジャロです。山頂近くで夜が明けると、シャンデリアのような氷河が目に入ってきます。「山頂はもうすぐだ」と思いながら登っていると鼻水が出て知らないうちに涙を拭いている自分がいる。無意識に泣いているんですね。なんで泣いているのか考えたら、家族や事務所の人など、周りの人に感謝しながら歩いているからなんですね。「ありがとう」って言いながら歩いているんです。そういう気持ちが無意識のうちに出てくるのが山頂です。
 これからも夢をどんどん見て行動していきたいと思っています。

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