本来ならば「めぐり合わせ」と書かなければならないところですが、敢えて私は「めぐり逢わせ」という言葉を提案します。人は誰でも、沢山の人々と出逢い、別れ、まためぐり逢うことを繰り返しています。私にはそのれぞれが、自然にそうなる運命としてもたらされたものだ、と感じてならないのです。こんな「めぐり逢わせ」という言葉を思い至った経緯をおはなしします。