発想の転換こそ、時代を切り開く

工藤順一 くどうじゅんいち

観光カリスマ
観光カリスマ工藤事務所 代表

提供する価値・伝えたい事

普段見慣れている自分の周りのものの素晴らしさは、気づかないことが多い。
農業はすべてが観光資源であるように、自分の周りのものに対して、ほんの少し眼鏡を掛け替えてみればいろんなチャンスが生まれてくる。
自分の周りの資源を生かすも殺すも発想次第!

内 容

年間わずかに1万人の観光客しか訪れていなかった山形県寒河江市。それが今では、年間観光客は160万人へと激増している。
町の躍進の背景の一つに、数々のユニークなアイデアを形にする際に大切な「発想の転換」がある。
気づかないでいる地元の観光資源は数えきれない。めんどくさい雑草取りも売り方によっては都会人の新鮮な体験になるように、雪の降らない町の人にとって雪中イチゴ狩りは、どれほど新鮮なものだろう!
先入観やわずかな体験、教養やプライドは、発想の転換を阻害する。「そんなことは馬鹿げている」と初めからマイナス面ばかり思い浮かべ、既成の枠の中でしか発想できないようでは結果がしれている。アイデアと発想は頭と体全体を使い、知恵ではなく智慧を絞るもの。若い人の豊かな感性を大切にし、地域を観光資源という観点から見直せば、草や石ころ、空気や景観、古い寺や山間の小道、土蔵や水路も商品になるのではないだろうか。
最近では、多くの都会人が草むしりにやってくる。都会には、緑と安らぎの場がないから商品になる。「何を馬鹿な・・・」と考えていたらそこで話は終わる。
妙なプライドや先入観を捨てて、前向きな思考で発想すれば、自分の周りにいくらでもチャンスがころがっているはずだ!

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