安楽死と尊厳死

小笠原信之 おがさわらのぶゆき

フリージャーナリスト

提供する価値・伝えたい事

川崎協同病院事件で発生した「筋弛緩剤投与事件」の横浜地裁判決が最近出ました。
この事件発覚時に、マスコミは例によって「安楽死事件」と騒ぎ立てました。
しかし、判決は「安楽死」を否定したのです。
過去にも東海大学病院などで起きた同種事件でも、同様な騒ぎ方をされました。
日本ではマスコミを筆頭に、安楽死自体の正確な理解がないのが現状です。

安楽死と尊厳死などの定義をはじめオランダなどの現状を引き合いに、日本の現状の混乱をやさしく整理し、あるべき道筋を考えます。

内 容

1.日本の“安楽死事件”とその本質
2.マスコミの伝え方
3.安楽死を立法化したオランダなど世界の動向
4.安楽死と尊厳死
5.植物人間の治療の停止問題
6.自分の死は自分で選べるものか?
7.安楽死の要件の問題点
 (肉体的苦痛と精神的苦痛、医師の手による実施の根拠、死期切迫の判断、代替手段の有無など)
8.もう一つの「安楽死」——セデーション
9.その他

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