苦労が大成の因・車椅子の生活
~本当のバリアフリーとは~

須藤義之 すどうよしゆき

有限会社リバティープリント代表取締役

提供する価値・伝えたい事

近年、盛んにバリアフリーと叫ばれ、障害者にとってより良い環境の実現を目指す方向へ動き出している。
そのこと自体はモチロン悪いことではない。
しかし私は、人間を取り巻く環境を良くする為には、その内面の心が変わらない限り無理だと思う。

人の心に変化を与えるものは、「言葉」ではないだろうか。
言葉のキャッチボールを繰り返す事で、互いが理解しあい、深い信頼関係が生まれ、自ずと周りの環境は変わっていくはず!!
そう信じています。

内 容

両足を失って初めて気づいたこと。
それは、車椅子で気軽に出かけられる場所がいかに少ないかということ。
街にでかけたい、旅行・観光・キャンプに行きたい。
色々調べて後、断念することがいかに多いことか。車椅子でいけない所があまりにも多かった!!

日本の福祉が、欧米に比べて10倍遅れているという現実。
アメリカでは、たった1人が車椅子でも生活していける環境であり、車椅子で困っているとすぐに助けてくれる人間関係にある。
個人の人権を重んじる欧米社会では、障害があってもなくても「平等な人権を持った人間である」という精神の教育が確立されている。
日本社会はどうだろうか?バリアフリー法施行など、やっと芽吹き始めたばかり。
まだまだ厳しい現実はある。

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