ゆっくりと一歩

里見浩太朗 さとみこうたろう

俳優

提供する価値・伝えたい事

数多くの映画・テレビ・舞台などで活躍し、歌手としても多くのレコード・CDなどを出し、浮き沈みの激しい芸能界で、50年もの長きにわたりトップランナーとして走り続けられたものとは・・・?
今まであまり語られる事のなかった出生の話し、芸能界、映画全盛期時代の話、そして最も危惧しなければいけない現代教育の話・・・。

「親が子どもを大切にする。子どもが親を敬う」このような教育が失われつつある今、「ゆっくりと一歩」を座右の銘に歩んできた人生経験と、日本の教育改革に取り組む立場から、お話ししたいと思います。

内 容

<講演内容>

1.「出生 父の面影」

昭和11年2月26日当時、近衛連隊の憲兵曹長だった父。
ある日、「非常呼集」と呼ぶ声に父は出て行った・・・その事件「2.26事件」より11ヶ月後に私は生まれた。

2.「少年時代」

母、兄と三人での生活。
小学校三年の頃、東京空襲に向かうB29の姿を目の当たりにする。母の故郷で終戦を迎えるが、そこで玉音放送を聞く。その時、なぜ母や祖父母が泣いているのかと、子ども心に思っていた・・・。

3.「上京 俳優の道へ」

歌手を目指し、東京築地で夜も明けぬうちから働き、仕事が終わってから歌のレッスン・・・。
運命の出会いか、人のいたずらか?
東映第3期ニューフェイスに合格。しかし、人生の岐路に立たされる。京都か東京か?!

4.「ニューフェイスとは名ばかり」

大部屋時代、通行人や死体役など、しかしここでも運命の出会いが・・・助監督の目にとまる。
・芸名の由来
・主役の座を掴む
・美空ひばり氏との共演、プライベート秘話
・師と仰ぐ片岡千恵蔵先生などの話。

5.「テレビ時代劇の普及」

水戸黄門の助さん役や、大江戸捜査網、長七郎江戸日記等、数多くのヒット作品に恵まれ、時代劇役者として不動の地位を確立できた。今の時代劇の行く末は・・・?

6.「21世紀へ伝えたいもの」

錯誤したこの時代に、少しでも良き日本人の心を未来を背負っていく子どもたちへ伝えていきたい。
物心ついた頃から、子どもはいつも親のする事を見ています。良い事・悪いこと・色々な事は、教えなくても自然と子ども心に植えつくものです。その時期が一番大事!
「三つ子の魂百まで」忘れかけたこの教えが基本だと思います。

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