大人に代わって家事や家族の介護・世話を行っている18歳未満の子供「ヤングケアラ―」。厚生労働省と文部科学省が2021年1月に開催した実態調査によると、「世話をしている家族がいる」という生徒の割合は、中学生が5.7%、全日制の高校の生徒が4.1%もおり、その6割以上が「だれかに相談した経験がない」という結果も出ています。
このようなヤングケアラ―が孤立することなく、社会全体で支援していくためにも、地域の理解が必要です。地域で、そして社会でヤングケアラ―を考えるきっかけとなれる講演プランを3つご紹介します。

■目次

石川結貴 いしかわゆうき

ジャーナリスト

ヤングケアラー~「家族を背負う」子どもたちの現状と課題

厚生労働省と文部科学省の実態調査(2021年)では、中学生の約17人に1人(5.7%)、高校生の約24人に1人(4.1%)が、「世話をしている家族がいる」と回答。1日のうち家事や介護などのケアに要する平均時間(平日)は、中学生で4時間、高校生で3.8時間に及んでいます。実際に講師の二人の甥(実兄の息子)が、かつて「ヤングケアラー」でした。当事者の苦悩を身近に見てきた者として、また長年にわたり家族問題を取材してきたジャーナリストの立場からも「ヤングケアラー」の実態を報告し、今後の社会的課題や解決策について聴講者の皆さんとともに考えていきます。

人権・平和 男女共同参画

主催者様からの声

具体的な内容で、かつ分かりやすいので、とても実のある研修会となりました。

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落合恵子 おちあいけいこ

作家
クレヨンハウス主宰

子どもたちは、いま
~介護を担う子どもたち~

家族にケアを要する人がいる場合に、本来大人が担うような家事や家族の世話、介護などを日常的に行っている18歳未満の子どものことで、子どもらしい生活ができなかったり、学業への影響が出る等、問題になっています。自身の介護体験と、ヤングケアラーのひとたちへの取材を通して、子どもたちに実際に起こっている、経済、身体、心理、社会的な問題の実態と解決策などをお話いたします。

人権・平和 福祉・介護 教育・青少年育成 男女共同参画

主催者様からの声

感動されて涙ぐんで帰られた方もおられるほど、素晴らしいお話を頂きました。

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木村泰子 きむらやすこ

大阪市立大空小学校 初代校長

「みんなの学校」が教えてくれたこと

「すべての子どもの学習権を保障する」という理念のもと、教職員や地域の人たちの協力で設立された大阪市立大空小学校。大空小学校では、いじめや家庭問題などなどの原因で不登校になった子どもたちも通い、不登校児が0になったそうです。そんな大空小学校の初代校長である木村泰子が、教職時代に見てきたヤングケアラ―の子供たちの実態や子どもたちが抱える問題をお伝えし、ヤングケアラ―やその家族を孤立させないために、周囲の大人や学校、地域ができることをお話しします。

教育・青少年育成

主催者様からの声

木村先生の講演は、管理職の先生方の目線に立った本当に刺激的なお話でした。
叱咤激励をうけ、大きなパワーをいただけたのではないかと思います。
今、この時期にお話を聴けたことは、大きな財産となりました。ありがとうございました。

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高橋美江 たかはしみえ

美容師/ヘアーメイク
Hair Dresser TiCA オーナー
民泊 オーナー

ヤングケアラーの苦悩と気づき~障がい者の両親の元に生まれて~

両親共に障がい者という家庭の一人っ子として生まれ、幼少期から親へのケアを担っていた経験をもつ高橋美江さん。「頼るべき親に頼れず、幼少期から親へのケアや気遣い、周囲から押し付けられた道徳の中で生きてきた」と語る高橋さんが、ヤングケアー当事者としての想いと克服できた道のりについて語ります。孤独を抱えるヤングケアラーに周囲はどのような支援の手を差しのべるべきなのか、そのヒントが見えてきます。

経営戦略・事業計画福祉・介護人権・平和コミュニケーション

主催者様からの声

当事者の想いを直接聞けたことで、地域や周囲がどのようにサポートすべきなのか考える機会となりました。

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町 亞聖 まちあせい

フリーアナウンサー

十年介護~母と過ごした奇跡の時間~

日本テレビのアナウンサー、報道キャスター、厚生労働省担当記者を経て、現在はフリーアナウンサーとして活躍する町 亞聖さん。高校3年生の時に母親がくも膜下出血で倒れ、以来、10年にわたって介護を担ってきました。右半身麻痺、言語障害、知能低下という後遺症が残る母を介護する中、8年後にガンが発覚。突然の介護生活から、母を看取るまでの率直な思いを語ります。

福祉・介護

主催者様からの声

受験で多忙な高校3年の時にお母さんが倒れられて、学業との両立はとても難しいのだったと思います。地域のサポートあれば高校生の町さんもどんなに楽だったかもしれません。ヤングケアラ―の支援のあり方を話し合う良い機会となりました。

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