世代や国籍を超えて支持される「一汁一菜」の考え方

2016年出版のベストセラー『一汁一菜でよいという提案』の著者である料理研究家の土井善晴さん。栄養のバランスを考えた現在の「一汁三菜」という献立の考え方が支持される一方で、土井さんは汁物と一つだけのおかずという昔ながらのシンプルな「一汁一菜」という考え方を広めています。

「料理はええかげんでええんよ」と話す土井さんは、特別な技術は不要、だれでも簡単に作れるレシピを開発、紹介しています。その親しみやすいキャラクターも相まって、2022年10月現在Twitterのフォロワーは約70万人。インターネット配信も積極的に行い、世界の人々や日本の若者たちから熱い支持を集めています。

そんな世代も国籍も超えて愛されている土井さんの活動を、TBS系ドキュメンタリー番組『情熱大陸』が密着。国内での活動やフランス・リヨンで「一汁一菜」の献立を普及する活動も紹介します。「料理は自由に楽しむもの、発見するもの」と持論を展開する土井さんが考える料理哲学とは?

TBS系列『情熱大陸』
放送日:2022年10月23日 PM11:15~11:45

土井善晴 どいよしはる

料理研究家

実践者

1957年大阪生まれ。フランス料理や日本料理を学んだ後、土井勝料理学校講師を経て、92年に「おいしいもの研究所」を設立し独立。十文字学園女子大学招聘教授、東京大学先端科学研究センター客員研究員。テレビ朝日「おかずのクッキング」、NHK「きょうの料理」の各講師を30年以上務めている。

プランタイトル

“料理する意味”を考える

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