小林幸一郎さんの挑戦を描いたドキュメンタリー映画が
ANAの機内放送に登場

16歳でクライミングと出会い、28歳で「網膜色素変性症」という目の難病を患った小林幸一郎さん。視覚障がい者となっても、クライマーとしての挑戦を続け、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ登頂や「パラクライミング選手権」4連覇など多くの記録を更新してきました。これまでの挑戦の日々は講演会で語られ、多くの人々に感動を与えています。

そんな小林さんの挑戦を描いたドキュメンタリー映画『ライフ・イズ・クライミング!』が2023年5月から全国で上映。本作は、視覚障がいを持つクライマー・小林さんとサイトガイドの鈴木直也さんが2021年にアメリカ・ユタ州のフィッシャー・タワーズへ挑み、その模様を追ったドキュメンタリー映画です。不思議な形をした真っ赤な砂岩。目の見えない小林さんにとって、小林さんの目となる鈴木さんのガイドはまさに命綱。意思疎通が少しでも違ったものになれば、命を失いかけないこの危険な旅路を、TV番組「ザ・ノンフィクション」で小林さんを取材した中原想吉さんがカメラで追います。

本作が公開されると「クライマックスが凄すぎ!鳥肌が立ちっぱなし!」「面白いのに楽しいのに涙が止まらなかった」など、全国で多くの反響を呼びました。
すでに公開は終わってしまいましたが、「映画を見逃してしまった」という方に朗報です。
今月10月よりANAの機内で本作を視聴することができます。国内線は10月1日~、国際線は11月1日~放映されます。
また、10月31日〜11月5日にオランダのヘールレンとドイツのアーヘンで開催される「Dutch Mountain Film Festival (オランダ山岳映画祭)」でも公開が決定しました。

期間中にANAに搭乗される予定がある方はぜひチェックしてみてください!!

小林幸一郎

視覚障害者クライマー NPO法人モンキーマジック 代表理事
日本パラクライミング協会 副会長

医療・福祉関係者

自身も大会出場を続ける現役競技者でありながら、フリークライミングの普及や視覚障害者をはじめ、人々の可能性を広げる活動をモンキーマジックにて展開。活動を通じて様々な交流を生み出し、障害者理解促進や自立支援の実現とともに、多様性を認め合うことのできる成熟した社会の実現を目指す。

プランタイトル

パラクライミング世界選手権 51歳で4連覇達成
~成長しつづける秘訣とは~

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