「1対複数」のコミュニケーションを学ぶ
代議員を対象とした研修事例を紹介します。企画担当者から「大人しい県民性からだとは思いますが、全体的にコミュニケーション力が低い傾向にあります。特に、人前には立ちたくない、初対面や顔は知っているが話せないなどネガティブ志向が若干強いように感じられます。しかし、「1対複数」のコミュニケーションは 組合の代議員スキルとして重要です。そういったスキルを学べる研修を開催したいと考えています。」とご相談をいただきました。
代議員=職場の代表であり、組合員と接する機会が増加します。そして、代議員は相手側の変化に気づき、相手を理解して話をしなくてはなりません。その中で、時として「言いにくい」ことを伝えなくてはならない場面が生じます。こうした課題を解決する解の1つが「アサーティブ・コミュニケーション」です。そこで、今回は「スッキリと伝える・伝わるアサーティブコミュニケーション研修」と題して、桐生純子さんをご提案させていただきました。
桐生さんは、組織内コミュニケーションコンサルタントとしてさまざまな企業で、新入社員研修をはじめ、リーダーシップ研修、お客様の心を掴むためのホスピタリティ研修など、“コミュニケーション体制の改善”のため、独自の“感性を磨く教育プログラム”を数多く実践し、業種を超えて幅広くご活躍なさっています。
伝える・伝わるアサーティブコミュニケーション
この研修では、ビジネスで求められる誠実な交渉能力、組織内になくてはならないお互いの立場を尊重したうえでのコミュニケーション、組織の中で自分の意見の主張をするときの準備の仕方をワークを用いて具体的に学びます。
仕事に必要な技術を高めることはもちろん重要です。しかし、まわりとのコミュニケーションがうまくできないと仕事は進んでいきません。必要な時に自信を持って伝え切るコミュニケーション能力を高めることで、持っている実力を今の何倍にもかえて発揮できることは間違いのないことです。
企画担当者・参加者の声
座学が多いのかと思ったが、実戦形式でのワーク中心の講義だったので、参加者同士のコミュニケーションもとれてよかった。受講者から満足いく内容であったとの声が多数寄せられており、主催者側としてもコチラの要望に添った形で進めていただき満足しています。
スッキリと伝える・伝わるアサーティブコミュニケーションの基本
桐生純子 きりゅうじゅんこ
株式会社Feel Communication 代表取締役
ヒューマンコミュニケーションアドバイザー
組織内コミュニケーションコンサルタント
「共に育ち合う豊かな人間関係作り」に特化した講演・セミナーで活躍するコミュニケーションの達人。テーマを深める体験学習やプチワークを取り入れる講演スタイルは「心に深く響く」と大好評。“今すぐに職場に取り入れられる”職場の人間関係を明るく元気にするコミュニケーションのコツを伝える。
あわせて読みたい
問題解決やトレーニングの手法・学びと創造の手法として、改めて「…
部屋や机は人の心を映す鏡です。自分の部屋や職場の机が散らかって…
定年後の過ごし方は、定年になってからでは間に合わないことも多く…
他の記事をみる
業務外の講師への取次は対応しておりません。