ネパールから学んだボランティア活動の本質

小林節子 こばやしせつこ

フリーアナウンサー

提供する価値・伝えたい事

ボランティア活動といいますと、勝者が敗者を、金持ちが貧乏な方々を援助するように感じますが、人の手助けはよほどの覚悟がなければできません。特に、金銭や物の援助はよくよく考えてしなければ、失礼になることをネパールの方々から学ばせて頂きました。
低開発国に対しては、何十年かかろうとも自分たちの手で成し遂げていただく、そのような息の長いボランティア活動が必要に思います。
金銭や物だけでなく、人間として尊敬される人を送ることです。その方は、年をとった方でもよいのです。
ネパールでは、サクセスフルエイジングという「美しく歳を重ねる」という言葉があります。加歳の方には経験豊かな生きる知恵がありますので、現地は金銭以上に喜ばれます。
これからのボランティア活動は、人と人とのつながりが大切です。

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