スポーツから学んだこと
人と人が交わり支えあう社会

佐々木 修 ささきおさむ

元 プロ野球選手

提供する価値・伝えたい事

プロの世界は常にストレスとの戦いといっても過言ではない。プロの世界で生きようとすれば少々の努力ではついていけない。大切なことは、常に自分に足りない部分をちゃんと受け止めて自分自身と向き合うことが大切である。(実際は難しい)私の場合は、4度の左膝手術を受けて、選手生活は決して満足とはいかなかった。しかし、そのおかげで冷静に自分を見つめることができた。一線を退いても不安はあまりなかった。野球を辞めてから放送界であらゆることにチャレンジした。今は、それは大きな財産だ。
これからは青少年二スポーツの楽しさを伝えながら野茂英雄や他のメンバーとsの活動は出来る限り続けていきたい!
1993年9月4日 ニューヨークヤンキースのジム・アボット投手は、対インディアンス戦でノーヒット、ノーランを達成。彼は奇跡の左腕と呼ばれた隻腕投手なのです。
ジム・アボットは1967年9月19日 ミシガン州で右の手首から先を欠損した状態でこの世に生を受けました。今でこそスポーツが必ずしも健常者だけのものではないという考えが広がりつつありますが、ボール、クラブ、バットを巧みに操る野球の道を選択し、世界の頂点メジャーリーグでの活躍ぶりは我々に真の勇気を改めて教えてくれました。これまでエンターテイメントとして娯楽性ばかりが際立ったスポーツ界、しかし一方ではアボットのように身体的障害を乗り越え、子ども達に夢と希望を与え続けるアスリート達が続々と誕生しています。
年齢や国籍、地域差別に性別、いろんな障害がある中、実力さえあれば正当に評価されるのがスポーツの社会に対する役割ではないでしょうか!
オリンピックやサッカーワールドカップなど、世界経済・政治を動かし、全世界の人々が交流・理解しあえる可能性がスポーツにはあります。国籍、肌の色、言葉、文化が違っても、人として「あいさつ」「笑顔」「思いやり」があれば、きっと住みやすい・生きやすい社会になると信じています。

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