<コミュニケーション編>
~第一印象、説得力をあげる方法~
「仕事で活かせる心理学」
植木理恵 うえきりえ
心理学者臨床心理士
想定する対象者
・労働組合 若手組合員、中堅組合員の皆さん
・企業 若手、中堅ビジネスパーソンの皆さん
提供する価値・伝えたい事
「初対面はどうも苦手」という方が多いですが、残念ながら人は初めの2分間の印象 をなかなか覆せません。
印象をよくし、説得力を高くするにはどうしたらいいか。 会話の組み立て方や質問の仕方、会話する相手との距離や位置などから、第一印象・ 説得力をアップするポイントについて、心理学を用いてご紹介いたします。
また、私生活やビジネスシーンでの具体例を入れて、わかりやすくご説明します。
内 容
・いかに印象を与えるか?
人は100~120秒しか聞かない→2分しか集中力が続かない。
2分間でいかに「これだ!」という言葉・フレーズを入れることができるか?テクニックではなく、時間の問題なんです。
・「印象」の研究
(例)ある実験結果。同じような表現をして、どちらの人と働きたいか?
・知的で勤勉で頑固で、嫉妬深い人=68% →グッドニュースからバッドニュース
・嫉妬深くて頑固で、勤勉で知的な人=7% →バッドニュースからグッドニュース
=初頭効果「何を言うか?」より、「言う順番」が大事。
・印象を左右するフレーズ
「あたたかい」「冷たい」人→人間の中心的特性
・冷たい=営業トークがダメな人は「お願いします」営業→相手のためではなく、自分の数字のためだと取られる
・あたたかい=トップ営業マンは「この商品はあなたにとってどう役立つか?」に時間を割く
*相手の本音を引出す座り位置
① ②
○ ---- ○
| |
③ ---- ○
● ○
①●に対して正面の位置:対決の位置
②●に対知恵斜め前の位置:モノを売るには、横の関係の方が売れる。ただその場限りで、クーリングオフ率65%。
③カウンセリングポジション:正面に位置するより2倍売れる。クーリングオフ率もほぼゼロに近い。
スタッフからのコメント
人気番組「さんまのホンマでっか!?」で、レギュラー解説となり、知名度かなり上がってきました。
心理学者の第一人者という部分でのしっかりした理論で裏付けられた内容を
ベースに、話し口調・雰囲気は「ホンマでっか!?」で見るような爽やかな楽しい雰囲気で話されます。花あり実ありといった感じです。
心理学をベースにした1.ツーミニッツセオリー 2.初頭効果 3.座り位置 4.説得力の二面性 ・・・など、一般的にある「笑顔が~、身振り手振りが~」という切り口ではないので、あくる日からビジネス現場で活用できるスキルで良いと思います。印象を良くし、説得力を上げるにはどうすればいいか、初対面からその後のチャンスを掴み、選ばれ、離さない人物になるには、仕事のやる気をアップするには等の現実でのコミュニケーション術を、皆さまのビジネスに活きるべくお伝えしていきます。
(労組担当)