補佐道

斎藤公一 さいとうこういち

経営コンサルタント

想定する対象者

NO.2中堅幹部の最大業務は企業目的完遂の為、常に仕事中心の思想をもち、補佐道に徹することである。仕事中心の思想とは、会社の為、業務完遂の為、全て自己を犠牲にせよという日の丸特攻精神、猛烈主義をいうものではない。それは、常に良い仕事をする為に良い家庭を、良い仕事をするために潤いのある趣味を、良い仕事をする為に適度の遊びを、という意味である。仕事を中心として豊かな人生を創造していくことである。
そして補佐道とは、己を空しくする時に初めて到達出来うる道ではあるまいか。経営者側でもなく、
社員側でもなく、常に法人企業の為に自分が如何にあるべきかを研究し、人間とは、企業とは、を模索しながら自己を練磨していかねばならない。補佐道の道は遠く、又厳しい。自己を甘やかすことなく、又他人に甘えることなく、只その道一筋に生き抜き、人生観・職業観・使命感を確立することである。

提供する価値・伝えたい事

補佐たりえる道を歩む為には、謙虚に自己を知り、人格向上、人間練磨、即ち人間的魅力を備えるべき必要がある。そして実力NO.1を目指すべきだ。
人間の魅力は人間の幅だ。幅広い人と人とのつながりこそがこれを決定していく。
所詮、人間はその人間のレベル内での人間関係しか生まれない。貴方以上の能力、人間的魅力をもつ人々がこの世には幾万といるはずだ。
多くの人々とふれ合い、語り合い、教えを乞うという謙虚な姿勢のあるNO.2中堅幹部は必ず伸び、やがてNO.1の地位に昇りつめる。
教えを教えとして発見出来るか、そしてそれを応用し、自分の人格向上に活用できるかは、一重に我々の能力にかかっている。限られた時間、金、空間を駆使し、限りない人生の知己を発見するかしないかは貴方次第である。

内 容

・現状認識を誤らないこと
・NO.1の立場にある人の価値観を知ること
・NO.1の立場の弱点を補佐すべく自己の能力を高めること
・部下発想を捨て同志発想をもつこと   
・常に企業の行かんとしている方向を確として把握していること
・決まった事の実践をチェックするのみでなくコントロールすること
・今何をなすべきか!突破口作戦を樹立すること
・わが社が潰れるとしたら何から潰れるかを知り得ること
・たてまえ・本音という訳のわからない言葉遊びから脱皮すること
・具体的数値をもって事の判断をもつこと

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