情報戦に生き残る取材術 教えます

東島 大 ひがしじまだい

ジャーナリスト(元NHK記者)
熊本県民テレビ記者
熊本学園大学客員研究員

想定する対象者

広範囲の情報を必要とする営業担当者は企画担当者など。
情報収集のきっかけが掴めずに悩むビジネスマン。
つまりは、「いちばん欲しい情報はネットにはない」ということに悩むすべてのビジネスマンへ。

提供する価値・伝えたい事

ネット時代、何よりも必要なものは「情報」と感じている方は多いのではないでしょうか。検索すればかなりの情報が手に入る時代、ネットで手に入る情報の取捨選択はもちろん、いかに「ネット以外の情報」つまり「なかなか手に入らない情報」どうやってを手に入れるかが成功への分かれ道と言っていいでしょう。
さらに、そうした極上の情報を手に入れたとしても、最終的にはその情報を利用して「相手を動かす」ことが出来なければ意味がありません。
これまで度々スクープをものにし、さらにそこから番組を立ち上げてきた経験から、「情報入手」と「活用法」を紹介したいと思います。

内 容

1)記者の取材術
記者の取材といえば「夜討ち朝駆け」をイメージする人も多いと思いますが、それだけが記者の取材ではありません。むしろ源左では「夜討ち朝駆け」的な取材は嫌われる傾向が強いようです。本当の記者の取材術とは、「取材先にとって最も良いプランを提案してあげること」なんです。
2)私の取材経験1
最も大きなスクープは、後にノーベル賞を受賞した中村修二さんが勤務先の企業を訴えた裁判です。この事件そのもののスクープも大きなものでしたが、その後の動きも逐一他を圧倒する取材を続けることが出来ました。その理由は、中村氏や、中村氏の弁護士、さらには相手方の企業から信頼を得ていたことでした。そのために私がしたこととは?
3)私の取材体験2
その後、日本のジャーナリズムでの大きな賞のひとつ、「ギャラクシー賞」を受賞した番組では、戦後どのマスコミも実現できなかった、水俣病の原因企業チッソの「ドン」と呼ばれた大物経営者や、チッソのカリスマ労組委員長の独占インタビューを放送し反響を呼びました。マスコミを「敵」としかみなしていない企業や個人に取材に応じて貰えるために私がしたことは?
4)あなたの仕事は「誰得」なのか?
もちろん仕事は自分の得のため、自分の勤め先の利益のためにするものですが、どんな仕事でもそれだけではありません。いかに取引先のためになる構図を描けるのか、逆に言えば「私のプランを実現すれば、あなたにはこんな得があります」という将来図を一緒に描くこと、これが最も必要なことです。

根拠・関連する活動歴

■中村修二氏「青色発光ダイオード訴訟」(発明特許訴訟)スクープで社内表彰
                  →「クローズアップ現代」番組化
ETV特集「日本人は何をめざしてきたのか 第2回 水俣 〜戦後復興から公害へ〜」
   2013年「地方の時代映像祭」放送部門選奨
   第51回ギャラクシー賞テレビ部門 特別賞・選奨

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