山下泰三 やましたたいぞう
しょうがいしゃ馬っ子の会 主宰 ピアカウンセラー
NTT在職中の40歳の時、網膜色素変性症という難病に罹り53歳で退職。その後、馬と出会い再び生きる喜びと勇気を取り戻す。「同じようにハンディを持つ多くの人たちにあの感動を伝えたい」との思いで「身体障害者馬とのふれ愛倶楽部」を設立。障がい者のカウンセリング“ピアカウンセラー”としても活動中。
山下泰三のプロフィール
■職歴・経歴
1947年京都府生まれ
1966年 NTTに入社。中間管理職として多忙な業務をこなしていた40歳の頃、除々に視野が狭くなる網膜色素変性症という難病に罹る。視力を殆んど失い、53歳でやむなく退職。
失明直前の北海道家族旅行で乗馬を体験。「馬の背で四季の風を感じながら馬と触れ合う感動」が忘れられず、京都府内の乗馬クラブを訪ね歩く。「視力障がいの人には危険」と断られ諦めかけてた頃、元ミュンヘンオリンピック代表・日本馬術連盟シドニーオリンピック総監督の高宮輝千代氏に出会う。「目は見えなくても、馬の目を借りて乗馬を楽しんでみたら」と励まされ勇気が湧く。
2002年 全国的にも珍しい障がい者の乗馬サークル『身体障害者馬とのふれ愛倶楽部』を設立。身体障がい者スポーツの一つとしての乗馬の普及に努力する一方、後継者の育成にも力を注ぐ。同じ障がい者のカウンセリングを行なう“ピアカウンセラー”の資格も取得。
その様々な活動が新聞・テレビ・ラジオ等に多数取り上げられ話題を呼ぶ。
2008年より「しょうがいしゃ馬っ子の会」を設立し、主宰している。
講演では、「中途失明を受け入れるまで」「家族の支えと励まし」「ホースセラピー」「障がい者の立場から、社会保障・福祉のあり方」「ハンディを克服してチャレンジ」等、勇気と感動の内容を語る。
講演タイトル例
視力障がいを克服して大きなチャレンジ
~愛馬の目を借りて乗馬を楽しむ~
私が54歳で失明した時、出来ない事を数える毎日でした。 でも、馬が好きで乗馬がしたいという夢がありました。 見えない私でも乗馬が出来ないだろうかと思い、元オリンピック選手の高宮先生の指導の下、乗る怖さ...
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視力を失って初めて気づいたこと
~愛馬と家族の愛に支えられて~
家族の愛や絆が希薄になってきている今日、私が失明という悔しさや希望や生きることへの力が失せた時、私の周りにそっと見守り手を差し伸べる家族があった。 それに気づいた時、私は、1人でなく家族と共に生きてい...
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盲目のライダーからの熱きメッセージ
~愛馬からもらった感動・自信・生きる勇気~
人生は楽しい事よりも苦しい事、悲しい事が多いけれど、小さな一歩を踏み出す勇気により、これまでと全く違った新しい道が開けてきます。 失明の試練とどう向き合い、これからどうやって生きてゆくか悩み苦しんでい...
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盲目のライダー
~愛馬からもらった生きる勇気~
全盲でありながら乗馬する事により自分にも出来る事があるという自信や生きる希望が湧いてくる。 人生は楽しい事よりも苦しい事、悲しい事が多いけれど、小さな1歩を踏み出す勇気により新しい道が開けてくる事をお...
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妻よありがとう!!
~頑張って生きる~
明るく、優しく、陽気で何事にもめげない妻そして、人生のパートナーとして失明した私の眼となり支えてくれる妻に感謝 これから、苦しくても二人で頑張って生きて行きたい。夫婦の絆の大切さをお話します。 30歳...
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ボランティアに生きる
~心の喜びをもらった第二の人生~
54歳で失明し失意のどん底にいた私が人と出会い、馬との出会いにより生きる勇気を持てた事から障がいがあっても人に喜んでもらえる事があるのではないかとボランティア活動をする事になりました。 心の喜びをもら...
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