中室勝郎 なかむろかつろう
株式会社輪島屋本店 代表取締役社長
漆芸プロデューサー。日本初の漆芸専門デザイン会社や漆サロンを開設。漆の森づくりや漆文化復権の場として明治の町屋を復原する等日本漆芸史上最良の物づくりをめざす。漆芸をはじめ、日本の精神文化、地域の活性化など幅広い分野で活躍している。最近はメディア等でも注目を浴びている。
中室勝郎のプロフィール
■職歴・経歴
1945年生まれ
文化年間創業 輪島屋善仁8代目当主。83年に日本初の漆器のデザイン会社や漆のルネッサンスを目指し、漆の空間・漆サロン花ぬりを開設する。90年には明治の町屋「塗師の家」を復元し漆文化の再構築の場とする。その評価は専門家をして日本で最も美しい漆の町屋と言わしめる。さらに日本漆芸史上最良の物づくりを目指し、最上の技と漆と意匠で製作された善仁銘の品には絶対的な自信を持っている。漆も独自に岩手県浄法寺で漆器業界では初めて植林を行っている。専門は、漆芸、ものづくり、郷土史、民族研究など。これまでに、輪島漆器商工業協同組合理事長、重要無形文化財輪島塗保存会会員、石川県立輪島漆芸美術館副理事長、日本漆器組合連合会副理事長、NHK中部地方番組審議会副委員長などを歴任。現在は、輪島漆器商工業協同組合相談役、石川県立輪島漆芸技術研修所講師などを務める。
■著書
『漆の里・輪島』(平凡社)
他に郷土史・民俗研究のコラム多数。
講演タイトル例
何故、日本はジャパンと呼ばれたか
日本がジャパン(漆器の国)と呼ばれた理由を探ることで日本、日本人の精神形成の歴史を知ることができる。 漆文化の存続と日本文化の継承。 ・日本人が失ったもの ・グローバル化に消えゆく日本の生活文化 ...
プランへ移動花鳥風月のかたち
「日本人は世界で最も幸せな人々」は遠い過去となったか。 世界が注視するを芸術の日本と呼ばれた日本の生活文化の基調は自然と感応して心の中で創り上げた花鳥風月だということを熱く伝えます。 世界が注視する日...
プランへ移動年中行事と暮らしのリズム
何故、年中行事は行われるのか。祭りとは何か。自然と一体化する日本人の暮らしに必要な民族のリズムは魂の行事だった! 感情豊かな日本人のゆくえ。 ・一万三千年の自然と共存の時代の文化的遺伝子 ・明治の文化...
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- 漆の里・輪島|(1997-01-01)