大切な子供たちを守るために

丹羽啓勝 にわひろまさ

株式会社スペース・デザイン研究所
代表取締役

想定する対象者

今、子供たちの置かれている住まいや学校の環境と、子供たちの心身の健康に関連したお話しをします。

提供する価値・伝えたい事

家庭でも、学校でも落ち着かない環境が一般化しました。室内空気汚染がその一つ。間取りの歪みによる家族団らん不足もその一つ。これがシックハウス症候群の原因です。特に、家庭では、子供部屋の室内環境悪化が深刻です。リビング中心の住まいにし、家全体や個室の風通しを良くし、自然素材を上手に活用した家づくりと暮らし方の工夫が、子供たちの心身の健康にとって不可欠になっています。木の内装にしただけで、子供たちは落ち着きを取り戻します。児童虐待を防止するためにも、どんどんこのことは普及していきいと強く思っています。これを研究していく内に、実は、家族団らんが深まる家づくりとシックハウスを予防する家とが、一致してきました。リビング中心の住まいにすることです。家の改造も大事ですが、暮らし方もリビング中心にしていくことで、必然的に家族団らんが深
まっていきます。これこそ、子供たちにとって最も大切な心身の健康に貢献します。リビング中心の家づくりは、子供の情緒を安定させ、集中力を高め、学力増進にも役立ちます。子育てしやすい住まいについても言及します。また、子育てには、近所付き合いが必要です。近所付き合いは、防犯、防災にも関係します。こういう家づくり、近所付き合い、そして、地域コミュニティー、町づくりの視点から、父兄や先生の皆さんにお話をしたいと思っています。「家族“暖”らん」という本を8年前に刊行し、これにそのエキスを書きました。講演会等で父兄や先生方にお渡しし、お読みいただきたいと思っています。

内 容

シックハウス症候群の現状と予防法
子供部屋の環境悪化のこと
家族団らんの必要性と学力がたまる住まい
近所付き合いと子育て、住まいの安全、安心
など。

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