SDGsを実現させるユニバーサルカラー/多様性に対応する色彩

南 涼子 みなみりょうこ

一般社団法人 日本ユニバーサルカラー協会理事長
色彩専門家 カラーコンサルタント
健康検定協会理事
山野美容芸術短期大学非常勤講師

想定する対象者

ビジネスパーソン(一般社員、労働組合など)
行政、公的機関職員
商品開発担当者
デザイン担当者
広報担当者

提供する価値・伝えたい事

日々の暮らしにおいて私達は多くの色に囲まれています。色彩は様々なものを区別したり表示したりする「視覚言語」であり、情報の約9割を占めています。現在多くの企業が取り組みを行っているSDGsにおいて、色はユニバーサルデザインにおける重要なエレメントのひとつです。
色は人間の理解のしやすさや行動のしやすさに直接的に関わっており、私達にとって「ナビゲーションシステム」の役割を果たしています。しかし色の見え方は誰しも同じではなく、視覚機能が衰えた高齢者、タイプが異なる色覚特性を持つ人、弱視の人、ジェンダーフリーなど、多様性に配慮した色彩や配色が必要とされています。
講演では日本で初の「ユニバーサルカラー」を提唱した色彩の専門家が、SDGsを実現するための色の使い方、考え方、取り組みに必要な知識をお伝えします。

快適で安全な社会作りに貢献する色使いの考え方を理解し、多様性に対応する色の改善能力が高まります。
多様な色覚を理解することにより、自分と異なる色覚の人に対する理解を深めます。
色に配慮した資料づくりの具体的なポイントが分かります。

内 容

色と情報の結びつき
視覚情報としての色のはたらき
ビジュアルコミュニケーションと色
少数派色覚特性タイプとその見え方
高齢者の色の見え方
色の組み合わせ上の留意点
ユニバーサルカラーを理解するための色の知識
プレゼンテーション資料作成における配慮点と改善例
色の持つ意味とメッセージ

根拠・関連する活動歴

「ユニバーサルカラー」(商標登録第5386064号)
福島県立医科大学附属病院 サイン色彩計画監修
パナソニック エイジフリー株式会社 ケアセンター大和南林間 色彩計画
株式会社ミモザ ミモザ南林間弐番館 色彩計画
特別養護老人ホーム 館山明光苑 色彩計画
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 血糖測定器 色彩監修
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 穿刺器具 色彩監修
株式会社ブリヂストン 労働組合研修(ダイバーシティ・インクルージョンにおけるユニバーサルカラーの知識)

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