JR脱線事故で負った身体の傷と心の傷を引き受けて生きる~死者107名「生」をいただいた者としての務め~ 「メンタルヘルス・心の傷の快復」

内藤友子 ないとうともこ

精神科・心療内科 野々村クリニック精神保健福祉士
NPO法人キャリア・インディペンデンス代表理事

提供する価値・伝えたい事

2005年4月25日JR福知山線脱線事故により、107名の方の尊い命が絶たれました。
わたしは、みなさんの分まで生きなければならないのだと覚悟しています。
あの大惨事体験により、生と死が近くて遠いこと、遠くて近いことを体験し、それを核として再度人生を再構築し直しました。
そして今、すべてはメンタル面によって結果が生み出されることを痛感しています。
「どうすれば悩みがなくなるのか」「様々な障害を乗り越えて、アクティブに生きていけるのか」
キャリアとメンタルを統合した、より充実した生き方を提案します。

*命を助けてもらった者として
「生きたい」と願っている方々を支援している <国境なき医師団 http://www.msf.or.jp/index.php>へ講演料の半額を寄付いたします。

内 容

■事故当日を語る
・「生」をいただいた者の務め

■PTSDの発症から快復への過程
・PTSD、うつ、神経症の症状
・精神安定剤 
・カウンセリング

■生きることの意味づけ
・サバイバーズギルド(生存者の罪意識)
・魂を磨くために生きる
・感謝の噴水

■失われたものから、これから得るもの
・ 自分との対話
・決断(別れ)
・再生・行動

■支え、支えられる関係性
・周囲ができること
・自分ができること

■キャリア・カウンセラーとしての取り組み
・より良い生き方を模索している人たちへの支援
・ストレスコーピング(ストレスへの対処法・対処療法)
・認知行動療法

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