トップが安心できる幹部の役割とは何か
企業トップが幹部に実践して貰いたい任務・使命とは

鈴木栄治 すずきえいじ

株式会社システムプランニング代表取締役社長

提供する価値・伝えたい事

トップは常に危機感、焦燥感、孤独感に晒され、心から信頼できる経営の同士を求めています。危機感を共有し、リーダーシップを発揮する幹部は厳しさも併せ持っています。活気ある企業は、明るい声がいつも響き、イキイキとした社員が幹部を囲み、適度な緊張感が漂っています。
トップが求める経営幹部の使命と役割とは、会社が抱く経営理念の実践と部下への浸透です。活気のない企業には現場に足を運ばない、戦略に乏しい自分に甘い幹部が多く見られます。経営幹部の役割・条件とは何か、ダメ幹部と何処が違うのか、豊富な事例を交えて解説致します。

内 容

企業トップの大切な役割は経営判断と決断力です。それは常に悩みと苦しみを伴います。
幹部の役割は的確な判断情報の提供です。その為の任務、使命を7項目に整理して解説致します。

1.自分にも厳しい行動派、厳しい面と優しさを持ち、現場の情報を的確に把握しトップに報告する。
   ・人間力を磨き、自己管理の明確な、現場に詳しい率先垂範型の行動派幹部。

2.危機感と経営理念を共有し、使命感を持って組織を活性化させる、本気で叱れる熱血漢タイプ。
   ・部下の育成能力にたけ、的確な判断と創意工夫を発揮する幹部。

3.自己責任を重視し、責任転嫁をしない、自信と謙虚さを併せ持ち、トップの痛みが共有出来る。
  気配りと配慮を忘れず、部下を労わり、緊張感を持ってトップに接する誠実な幹部

4.会社で決めた事は妥協をしない、やりきる体質を浸透させ、組織全体の言い訳け体質をなくせる。
   ・トップと共に悩み、粘り強く考え、知恵とアイデアを恐れず言える幹部。

5.自己のビジョンを明確にし、仕事のスピードと生産性を高める努力を、常に意識している。
・部下への指示、段取が良く、期限と優先順位を決め、決断の早い幹部。

6.トップへの真の忠誠心、愛社心がどれだけあるか、イエスマン、ひらめ指向であってはならない。
・トップに誠心誠意ノーと進言出来る、分け隔ての無い、ロイヤリティーの高い幹部

7.トップが望まないダメ幹部とはこれらの裏返し。ダメ幹部の事例を学び、自己改革に活かす。
・自分にも部下にも甘い、数値、法令に疎い、情報と仕事を抱え込んでしまう幹部

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