地域特産品開発の正しい進め方と売り方開発
商品開発は正しいモノづくりと売り方開発の両輪が大切

鈴木栄治 すずきえいじ

株式会社システムプランニング代表取締役社長

提供する価値・伝えたい事

消費者の好み、感性も多様化し、ニーズ、ウォンツにかなう手ごたえのある商品が求められる時代です。

市場が飽和状態になってモノが売れにくくなった背景に、豊かさ、供給過剰があります。
しかし消費者の欲望が限界に達した訳ではありません。常に新しい価値、満足、楽しさ、情報をマーケットに求めています。
グローバル化の波が押し寄せ、世界の商品が市場に溢れています。消費者は厳しく選択し、賢く使い分けます。世界の市場は日本人の持つ、感性、安心・安全、希少性、品質にこだわる製法、素材、技術に注目しています。特に地域、地方に根付く特産品ブランドの希少性、価値が大きく注目される時代ですが、モノづくりのノウハウと売り方開発が十分でない為、日の目を見ない良い商品も沢山あります。

本セミナーでは無印良品や故郷銘品に開発当初から関わり、多くの商品を企画してきた立場から、特産品開発の手法、考え方を解り易く伝授致します。

内 容

1.社会環境、経済環境から見るマーケット動向の検証・把握
21世紀の日本型成熟社会の特色と影響をあたえる15のファクター

2.流通業界の動きと食生活に影響している10の社会変化・7つの消費特性

3.商品コンセプトと開発ポイント・キーワード
(1)正しいコンセプト発想とは 【不】を解消する事でどんな価値が生み出せるかを考える事から始める
(2)商品開発に当っての10の留意点 【マーケティング】【正しいモノづくり】【販売体制】三者一体が大切
(3)付加価値、差別化、独創性、希少性等の商品特性創出の為の15のキーワードとは

4.商品開発業務フローと進め方
(1)商品開発計画の策定  ・情報収集 ・競合商品 ・目標モデル商品 ・商品化イメージの立案。
(2)製品開発作業の実施  ・開発コンセプト ・原材料の選定 ・試作品 ・原料・原価の策定・表示
(3)商品化の具体的作業  ・条件設定、売価、入数・ネーミング、商標 ・包材、形状、規格 ・デザイン
(4)商品検査・品質管理  ・原料、製品分析 ・栄養分析 ・設備検査 ・計測器検査 ・計時テスト
(5)仕様書・取引先管理  ・仕様書作成、チェック ・取引先選定評価 ・取引先管理台帳 ・商品台帳
(6)衛生面・クレーム管理 ・衛生管理基準 ・出荷基準、保存基準 ・クレーム対応マニュアル
(7)販促計画・売先開拓  ・パンフレット・カタログ・ダイレクトメール・インターネット・得意先開拓
(8)予算策定・損益試算  ・生産、出荷計画 ・年間販売計画 ・経費計画 ・採用計画 ・その他
  
5.海外に進出した開発成功事例と期待できる商品群・仕掛け方

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