老舗の主人 日本が培ってきた「ものづくり」の精神から学ぶ
世間様に頭を垂れる「精進・謙虚な心」が「生きる力」を育てます

鮫島 敦 さめじまあつし

老舗ジャーナリスト
有限会社アトミック 代表取締役

想定する対象者

中学校・高等学校の生徒・PTA、教育関係者、生涯学習教育関係者、文化学習関連事業者、製造業の中小企業経営者、商店街振興会役員など
日本企業の経営状況および雇用状況は、閉塞感から抜け出せず、もがき苦しんでいます。
子どもも大人も企業も、「生き抜く力」「生きる心」を求めています。
このような時代であるからこそ、繰り返されてきた歴史の原点に立ち返り、また、日本が培ってきた「ものづくり」の精神から、学ぶべきではないでしょうか。幾多の歴史の高波を乗り越えてきた、数多くの老舗の当主、一流職人の方たちへの取材から学んだことを、お伝えすることを使命と思っております。

内 容

1.老舗の経営と人づくり ~覚悟の訓(おしえ)~
幾多の時代を経て、代々の老舗の当主たちが育んだ「覚悟の訓え(おしえ)」があります。
厳しさに耐える当代の当主たちは創意工夫と知恵で、「暮らし方と生き方」、「事業継続」、「事業継承」、「人づくり(人材育成)」をさらに構築させ、次代へと伝えてきたのです。
守る時代あれば、攻める時代あり。繰り返す歴史の高波にのまれ、ほとんどの老舗は「倒産寸前」に追い込まれながらも「事業再建」してきました。
時代のニーズに応えて、「生き抜いてきた」老舗から、学んでいただきたいと思います。

2.職人の生き方~「心」と「技」の鍛錬~
日本の「ものづくり」の原点を担う職人たちは、「伝承すること」の難しさと素晴らしさに、日々苦悩することで、「心」と「技」を鍛錬させていきます。親方・師匠、さらには世間様に頭(こうべ)を垂れて学ぶことから始める生き方から、「謙虚な心」と「精進の心」が育ちます。
職人の生き方から、「人を育てること」、「生き抜く力」、「生き抜く心」、「働くということ」を、学んでいただき、いまの日本人のリーダーに必要な「庶民の倫理意識」を伝えたいと思っております。
「人を育てること」は「自らを育てること」でもあります。子育て中のお母さん、学校教育に携わる方がた、企業の人材教育に携わるすべての方に聞いていただきたいのです。


3.究極の伝承~一子相伝の技~
何百年もの時を経て継承し続ける究極の技が、どのように伝承されてきたのかをお教えします。
また、時代のニーズに合わせた商品開発の苦労話や、現在も見事な技を維持している老舗の商品の数々についても詳細にお伝えします。

4.日本人の底力と強み ~町人倫理~
日本人の底力は、町人倫理にあります。老舗の訓(おしえ)の中にある、地下水脈のように脈々と流れ続けるその「こだわり」こそが、日本の可能性なのです。歴史的背景を踏まえ、「日本人の底力」がどのように培われ、息づいてきたのかを再認識することは、大震災後のいまの日本に、とても重要なことと考えております。

根拠・関連する活動歴

研究者時代は高校の教壇にも立つ。その後、多忙を極める出版業界に身を置き、経済誌、経営実務書の編集書を経て、独立。出版企画プロデューサーとしての手腕も振るう。ベンチャー起業家、経営者への取材も多いため、老舗と起業家、両者の視点に、みずから経営者としての苦労から導かれた思想信条には定評がある。

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