~ブラック企業での経験に学ぶ~
厳しい環境でも、従業員がモチベーション高く働く組織の共通点とは

新田 龍 にったりょう

働き方改革総合研究所株式会社 代表取締役
厚生労働省「ハラスメント対策企画委員会」企画委員

想定する対象者

・社員に報いたい気持ちはあるが、なにぶん先立つものがなく、充分な給料や労働環境を用意できずに忸怩たる思いを抱いている経営者
・労働環境はあまり良くはないが、なんとか従業員には前向きな気持ちで働いてもらいたいと願っている経営者、管理者
・世間一般で「ブラック企業」と呼ばれている、もしくはそこまでいかなくとも「労働環境が劣悪」と認識されている会社なのに、従業員がやる気をもって働いている会社は何が違うのか知りたいと思っている経営者、管理者

世間では、「労働環境が劣悪」「給与が安い」「残業代を払わない」「セクハラ・パワハラが横行」「経営者が私利私欲を追求」…といった悪辣な会社を総称して「ブラック企業」と卑下しますが、日本の企業の多くは何かしら当てはまる面を持つものです。

しかし中には、明らかに労働環境が良くない会社なのに、従業員がやる気をもって働き、自社に誇りさえ抱いているようなところがあります。そんな会社は何が違うのか、どんなマネジメントをおこなっているのかがわかれば、あなたの会社でも活かせることがあるはずです。

提供する価値・伝えたい事

・あなたの会社が「ブラック企業」なのかが分かります
⇒実態がわからない状態で議論しても意味がありません。まずは経営者や採用関係者が、ブラック企業の定義をキッチリ認識しておくことが重要です。自分たちは健全に運営しているつもりでも、世間一般の判断基準からすると「グレー」もしくは「ブラック」と認識されてしまう点があるかもしれません。その点を明確に示します。

・世間から「ブラック企業」と目されている会社が、社内コミュニケーションやマネジメントでどのような工夫をしているかが分かります
⇒たとえ労働時間が長くても、薄給でも、世の中には社員が高いモチベーションでロイヤリティをもって働いている会社があります。そこではいったいどんなことがおこなわれ、管理者は日々どうコミュニケーションをとっているのか、実例を踏まえて解説します。

・今日から改善できるポイントが分かります
⇒その上で、どんな点に留意して改善を施せば、健全で魅力的な環境へと変革できるのかお伝えします。

本研修でお伝えしたポイントを実践頂ければ、実際に変革がおこり、周囲から応援される会社になることでしょう。

内 容

【挨拶】
講師より自己紹介
「ブラック企業」と「採用」、そして「大学教育」に関わってきた実体験について
 ※ワーク:ブラック企業って、どんな会社のこと?

【講義】
そもそも、ブラック企業とは?
1.ブラック企業の定義
2.どんな要素があると「ブラック認定」されるのか
 ※ワーク:あなたの会社は「ブラック企業」ですか?

【講義】
厳しい労働環境でも、社員が満足して働く理由
1.なぜあの会社は、ハードワークなのに人が集まるのか?
2.ブラック認定要素がありながら人気もある企業の共通点
3.伸びてる会社&デキる社員の共通認識

【講義】
今日から何をすればいいのか
1.募集~採用段階でできること
2.採用~育成段階でできること
3.評価、制度を変えることでできること
4.普段のコミュニケーションでできること

根拠・関連する活動歴

・ブラック企業における経営企画、職場リーダー、マネジャー、採用担当者としての実務経験
・10年にわたる大学、専門学校、高校での登壇経験と、「ゆとり世代」の若者との日常的交流から、彼らのマインドを熟知
・TV、新聞雑誌、各種メディアにおいて専門家としてコメント
(参考)日経ビジネスオンライン「ブラック新人への対処法」執筆
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130418/246882/

スタッフからのコメント

ブラック企業に勤めていた経験をお持ちの日本で唯一のブラック企業評論家。

世間にはハードワーク、労働時間が長いなど、決して優良企業とは言えないにもかかわらず、
従業員のモチベーションが高い組織があります。
そのような組織では何が行われているのか、またモチベーションアップを図るにはどうすればよいのかについてお話しします。

またリーダーシップやフォロワーシップなどについても触れますので
職場のモチベーションを上げたい方、自身のモチベーションを上げたい方にはもちろん、幅広い方にとって学びのある内容です。
(労働組合担当)

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