学校寄席

三遊亭歌奴 さんゆうていうたやっこ

落語家

提供する価値・伝えたい事

落語は大人の話という先入観をお持ちの方もいらっしゃいますが、子供さん達にも喜んでいただける演目が多数あります。

噺に入る前(いわゆるマクラ)に落語の中に出てくる所作・仕草の説明をいたします。
扇子と手拭いだけで色々なものを演じ分ける、その仕草を見ることによって物語を頭に描くデモンストレーションを行います。

さて、噺家はお客様の前に上がるまで演目を決めません。
その日の生徒さん達の様子を見て、面白おかしい爆笑噺や涙がこぼれる人情噺などを選びます。
生徒さんたちは想像力を駆使して噺に集中します。

内 容

<太神楽曲芸>
テレビでもおなじみの芸ですが、生で鑑賞する機会は少ないと思います。
血の滲むような稽古を積んできた人間だけに出来得る素晴らしい芸に、生徒さん達を始め先生方も手に汗を握ります。

落語のような「聴く演芸」の中に太神楽曲芸やマジック・紙切りなどの「観る演芸」が合間に入ると、一層学校寄席が盛り上がります。

<茶番>
江戸時代のコントとでも言いましょうか、歌舞伎のパロディです。
太神楽曲芸の翁家和助師が江戸時代から続いている茶番の伝承に積極的で、若い世代にも喜んでもらえるように様々な工夫をしています。
なかなか観る機会のない芸が、小学校・中学校等で大評判です。

<寄席囃子の実演>
芸人が高座に登場する際に出囃子が流れます。
三味線は専属のお囃子さんが弾き、太鼓は芸人が叩きます。
出囃子は芸人によって違う曲が使われ、寄席通のお客様はプログラムやめくりを見なくても出囃子を聞いただけで誰が出てくるか分かるのです。
お囃子さんは寄席芸人全員の出囃子を弾けますので、生徒さんにリクエストを戴いて好きな噺家の出囃子を演奏します。
何曲か演奏した後は生徒さんに高座に上がってもらい、お囃子さんの演奏に合わせて太鼓を叩いてもらいしょう。

その他、紙切り・マジック・講談・曲独楽など色々な芸もプログラムに組み込むことができます。

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