「松下幸之助の夢を、社員たちはどのように実現していったか」テーマ別セミナー
「松下の一致団結を築いたコミュニケーション経営」
~ヒトをつくり、ヒトを活かす~

太田邦幸 おおたくにゆき

人材育成コンサルタント
京都戦略経営研究所 代表

想定する対象者

社員が同じ夢に向かって、一致団結してイキイキ働く会社や職場づくりの責任を持っている経営者や経営幹部様

経営がグローバル化して、社員の働き方や考え方が多様化した一方で、ITの進歩によって社員同士のコミュニケーションの機会が減りました。
業績は成果主義のように、社員個々の成果を問うだけでは達成できません。
「衆知を集めて努力する」「お互いが切磋琢磨して成長する」「助け合う」などの、社員同士の相乗効果を出す経営でなければ、今後の業績拡大は期待できません。

提供する価値・伝えたい事

コミュニケーションとは、仕事の「報連相」をキチンと行うことだと勘違いされている傾向があります。
本来のコミュニケーションとは、社員同士の人間関係を築く話し合いです。
自分の仕事を確実に、スムーズに達成するための「報連相」と、お互いの人間関係を築く「コミュニケーション」は違います。
その違いを理解して、どのように行うか、どのように活用するかを、松下幸之助の教えや社員の立場からの様々な事例を交えて、実践的にわかりやすく解説します。

内 容

著書「松下幸之助の夢を、社員たちはどのように実現していったか」を基本にした、テーマ別の2時間セミナーです。

1.「報連相」と「コミュニケーション」は違う
「報連相」は、自分の仕事を確実に、スムーズに達成するために行う。
「コミュニケーション」とは、お互いの人間関係を築くために行う。
2.「お前は、もっと社員の事情を理解してやれ」
人は、自分の努力で解決できる問題と、自分の努力だけではどうにもならない問題がある。
自分の努力だけではどうにもならない問題を「社員の事情」という。
3.「公私が別という奴は信用できん」
公私は、白と黒のように区別するものではない。
お互いの白と黒が重なった「グレー部分」が人間関係であり、このグレー部分がなければ、お互いが理解し合えず、効果的なチームプレーもできない。
4.家族経営とは、家族の面倒をすべて見るという経営ではない。
社員の健康と意欲を支えてくれる家族に感謝する経営である。
5.松下幸之助の経営は、真の「コミュニケーション経営」だった。
社員の「働く輪」、得意先に感謝する「おもてなしの輪」、そして家族に「感謝する輪」を重ねた「和の経営」だった。

根拠・関連する活動歴

松下電工に入社して、東京の営業所で営業企画を担当し、セールや招待会などの得意先への「おもてなし企画」を実施してきた。
本社に戻って、営業企画部長、事業企画部長を歴任して、社員の働く輪を大事にした。
松下電工技研と退職後は、研修講師として、上司と部下、社員同士のコミュニケーション経営を指導してきた。

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