チームマネジメントと人材育成 
~優勝と最下位、一軍監督と二軍監督の両方を経験して~

岡田彰布 おかだあきのぶ

阪神タイガース監督

想定する対象者

・労働組合 組合役員の方々(職場委員、分会長、職場代表・・・など代議員の皆さん)
・企業 管理職の皆さん

提供する価値・伝えたい事

阪神タイガースでの優勝、オリックスでの最下位。また優勝を目指す一軍、若手の育成が主の二軍両方の監督経験に基づいた組織論、人材育成論を語ります。

内 容

・組織論の講演の中では、
「組織の中には、反発してくる人間(コーチとか)も必要。意見を言い合えないと話し合いにならない。YESマンはダメ。生え抜きばかりのコーチ陣もダメ。」と語る。
これは育成論に関しても同様。
相手が何を考えているのかをじっくりと探る。選手の心の動きを想像しながら練習風景を観察。
指導、育成への情熱を語り、企業の講演でも好評を博している。

・「若い選手(2軍)には、まず技術から教える!こんなことができるから1軍選手であるとか、目標(興味)を持たせること
 が大事」
・ 「勝つことを知ると3、4の実力の選手でも、6、7の力を出せる」
・グラウンドでは選手に声はかけない。選手はすごく敏感。贔屓しているとか好かれているとかいう感情は和を乱す元に
 なる。(ただどっかから見ているぞということはわかるようにしている)」
・「組織の中には、反発してくる人間(コーチとか)も必要。意見を言い合えないと話し合いにならない。YESマンは×。生
 え抜きばかりのコーチ陣も×。」
・「意見を言われて腹立たしいこともある。即答できることもある。でも明日まで考える。と言って翌日伝えるようにしてい
 る。(考えるふりも大事。そうでないと何を言っても無駄と思われる)」

スタッフからのコメント

意外なことですが、大阪人としては唯一の阪神監督だそうです。指揮官・指導者としての経験談や、井川、関本、桜井、赤星、矢野選手の話など阪神ファンにとっては大変興味深い内容になります。
プロとは人が見ようが見まいが努力をするのは当たり前、結果が全てという厳しい世界だということを改めて訴えかけられます。組合役員さんには参考になるリーダーシップ論かと思います。
(労組担当)

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