【若手組合員向け】
「組合・組合活動についての理解を深める」ために

梶浦正典 かじうらまさのり

イキイキ組織クリエイター
ビジネス心理コンサルティング株式会社 主席心理コンサルタント

想定する対象者

・労働組合 若手組合員の方々
・組合、組合活動について改めて理解を深めたい執行部の皆さん

提供する価値・伝えたい事

本セミナーは、次代を担う若手組合員が、新しい労働組合の意義と役割を理解したうえで、「組合って、これだけの人を幸せにする力があるんだ!」「自分も、組合活動をやることによって、多くのベネフィットを得ることができるんだ!」ということを心から実感し、組合員としての「小さな誇り」を持つことができる内容です。

ひとりの組合員として、「労働組合」に失望し、諦め感を抱いた体験。
ひとりの中央執行委員として、良かれと思って、逆に組合員のモチベーションを奪っていた過去。
中央執行委員長として、組合員一人ひとりの心に寄り添った経験。
組合に対する諦め感から、組合に対する誇りを抱くことができた経験をもとに、若手組合員の皆様にお伝えします。

内 容

①労働組合の意義と役割
・転職者が語る労働組合のありがたさ
・労働協約の果たす意義
・高度経済成長期までに労働組合が果たしてきた数々の功績

労働組合は、高度経済成長期を中心に、ビジネスパーソンを幸せにするために、大きな役割を果たしてきました。そしてその恩恵は、現在のビジネスパーソンも享受しています。
一方で、入社した時からその恩恵を受けているビジネスパーソンからすると、その「ありがたさ」を実感しにくい、という現実もあります。


②組合活動に取り組むことによる「ベネフィット(恩恵)」
・成幸者の条件①「上司・先輩を味方にする究極の『部下力』」
・成幸者の条件②「協力者多き人生とは」

成幸者の条件としてあげられる要素は数多くありますが、その中でも最も重要なひとつは、やはり「並外れて協力者が多い」ということです。
コミュニケーション不足が叫ばれる現代、会社組織自体がコミュニケーションを取りづらい体制になっていることも事実です。組合活動は、まさに「成幸者」となるために必要な要素の大半を経験することができるのです。


③新しい時代における、労働組合の新しい意義・役割とは
・承認欲求中毒と言われる時代
・理解者不在の中で、倒れていくビジネスパーソンたち

今の日本は、常に「誰かにわかって欲しい。認められたい。愛されたい」という承認を求め続けている『承認欲求中毒』の時代だと言われています。
その背景には、職場や家庭、身近なところに「理解者」がいなくなったことが大きく影響しているのです。
「この世の中にたった一人でいい。そばにたたずんで、理解しようとしてくれる人がいるならば、人間はどんな困難をも乗り越えられるだろう。~カール・ロジャース博士~」


④会社を変える!労働組合を変える!自分の人生を変える!
~若手組合員だからこそできる、たった1分間の奇跡~
・聴く、ということ
・人生を変える「1分間の奇跡」
・「組合という『誇り』」今こそ!労働組合!

コミュニケーションに大切なのは言葉ではありません。
スキルやテクニックでも、時間の長さでもないのです。
コミュニケーションに最も大切なのは「マインド」。「相手のことをわかろうとする気持ち」。
難しいスキルテクニックではなく、誰でも簡単に、自分も相手も幸せにできる、そんな「1分間の奇跡」をお伝えします。

スタッフからのコメント

ユニオンショップ制度下、「よくわからず組合員」になったはいいが、労働組合っていったい何をするところで、どんな役にたっているのかについて、なかなかイメージできない若手組合員が多くなっていると聞きますバブル崩壊を経て、賃上げ交渉という活動の大きな柱が困難になっている状況の中、組合役員も「従来型の労働組合の意義と役割」について明確に語ることが難しくなっている現実があります。
そういう状況の中、労働組合の活動目的が共有されず、「あきらめ感」「組合離れ」といった問題が深刻になってきています。
梶浦さんの中央執行委員長としての経験談話を基に、組合員としての「小さな誇り」を持つことができる内容となっております。(労組担当)

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