広告表示の安全性を考える

村田一郎 むらたいちろう

NPO法人品質安全機構 理事長
品質安全コンサルタント

想定する対象者

私たちは毎日、広告広報(情報)と製品を使って生活していますが、それは取りも直さず、情報と製品による事故の危険性に囲まれていることです。製品事故を防止するステップは3つです。設計ステップ、生産ステップ、そして私たちの使用ステップです。使用ステップで製品事故の防止のためのコミュニケーション・ツールが表示物です。

提供する価値・伝えたい事

表示物は、製造物責任法(PL法)や景表法ほかで取締られ、不具合があれば、製品に欠陥と同様、製造者は被害者から賠償責任を求められます。ホテルには多くの業務がありますが、先に二法に該当する業務もあります。食事の提供は製造(食品衛生法)に、お土産の販売は斡旋に、ホテル名を冠したワインは表示製造者に、パンフレットも同様に該当します。お客様は注意深いサービス品質を期待しています。

内 容

1.市場に流通する製品の半分は「前科」を持つ
2.広告は表示の1手段としてPL責任がある
3.ホテルのサービスは役務として客との契約
4.ホテルのパンフレットは(社)日本広告審査機構(JARO)の審査対象
5.お客様とのコミュニケーションで事故を未然防止
6.(質問票で診断)事故を起こしやすいリスキー気質のホテルマン発見
7.自分の行動が相手に与える心理描写例5選
8.サービスべからず集15選
① サービスの安全性を無条件に保証しない。
② サービスが使用者を危険な行動に導く影響力があることを忘れない。
③ サービスで使用者に安全な使い方を知らせる義務があることを忘れない。
(以下略)
9.電波媒体(TVなど)と印刷媒体(新聞など)の強みと弱み
10.お客様のGood Willを得る「思いやり」

根拠・関連する活動歴

これまでの講演活動です。
http://park21.wakwak.com/~safety/koenzisseki_180823.pdf

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